2016.02.25 Thu 更新

何で?どう違うの?基礎体温が低いと妊娠しにくい原因とは?

基礎体温が低いと妊娠しにくいと言われますが、体温と妊娠にはどのような関係があるのでしょうか? 血流やホルモンバランスとの関係性から、どうして低体温だと妊娠しにくいのかの原因と、っその改善方法に潰えまとめてみました! 基礎体温を測っていて「あれ?低いかも?」と感じる方は是非参考にしてみてください。

主な原因としては、低体温が続くと女性ホルモンのバランスを崩して無月経、生理不順になりやすくなります。

原因

風邪などにかかりやすく、肌荒れや肥満などになりやすい状態になり、まさに女性の美と健康の大敵です。
妊娠しやすいのはやはり「健康な状態」の体なのです。
つまり、基礎体温が低いと妊娠できないということはなくとも、体温が高い人と比べて妊娠しにくい体の状態になっていると言えるでしょう。
(※目安として、平熱が36.2度以下の人)

基礎体温が低いと妊娠しにくいとよく言われていますよね。なぜ基礎体温が低いと妊娠しづらいといわれているのか、説明してきたいと思います。
確かに基礎体温が低い女性はそうでない方に比べ、妊娠できる可能性が低いようです。しかし、完全に妊娠できないというわけではありません。
理由としては、低体温の人※は酵素の働きが低下し、血行・代謝の不良を引き起こし、免疫力を低下させます。

基礎体温が低いと妊娠しにくい?

排卵後から着床・妊娠までを担うのは黄体ホルモンと呼ばれ、その分泌により身体は高温期になります。妊娠しなかった場合には、また生理が始まり低温期、
そして高温期のサイクルを約28日周期で繰り返すのです。
体温を上げることは妊娠にとても大きく影響しますので、妊娠するためには普段から身体を温める生活習慣に改善し、運動や入浴などで血行をよくすることが大切です。

妊娠するタイミングを知るために、基礎体温をつけ始める人も多いことでしょう。舌の下で計る基礎体温は平熱よりやや高めの値になるのが通常で、
グラフにすると高温期と低温期の2層に分かれます。これは、卵巣からつくられる2つの女性ホルモンによルバイオリズムで、女性の妊娠と出産をつかさどります。
生理の終わり頃から排卵前にかけて分泌が多くなるホルモンは卵胞ホルモンと呼ばれ、体温は低温期を示します。

妊娠と体温のメカニズム

血液は栄養素や酵素を運んでいますが、血行が悪くなると、卵胞の発育を促す卵胞刺激ホルモンが分泌しづらくなり、
生理不順や巣機能低下などの排卵障害の原因となります。
特に生殖機能のある下半身は冷えやすいため、冷えによって卵管が収縮し、子宮内膜症、子宮筋腫の病気の原因になったり、
卵巣の機能が低下してしまったりと、低体温の影響を受けやすいのです。

低体温は女性の大敵です。
低体温によって血行が悪くなることで月経不順を引き起こし、排卵障害や黄体ホルモンの機能障害などの不妊を引き起こします。
妊娠のために基礎体温を計るだけでなく、体温を1度でも上げる生活改善、身体を温める努力が妊娠への近道です。

最後に

偏った食生活、運動不足、ストレスなどは全て低体温に繋がっていきます。一日三度の食事をバランスよくとり、できれば血行をよくするビタミンEを含んだ者がおススメです。
発芽玄米、アーモンドなどのナッツ類、緑黄色野菜などの食べ物は健康にも良いですし、最近はスーパーなどでもよく見かけるようになりました。
また、デスクワークなどでじっとしている事が多い人は、下半身が冷えやすくなりますので、適度な運動を習慣にしましょう。

生活習慣を見直して低体温を改善

また、妊活中はそれまで全くに気にすることのなかった体温のちょっとした変化に一喜一憂して、心が不安定になりがちです。
低体温は不妊の原因となる場合もある一方、もう一方では低体温でも治療無しで妊娠できたという人も、たくさんいるのも確かな事実です。
ただ、自分の体のどこがダメなのかを意識してしまうと、ただ辛くなりそれ自体がストレスになってしまうこともありますので、
肩の力を抜いて大きく自分の健康を見直すつもりで、無理のないところから生活習慣を改善し、妊活していく姿勢も必要です。

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