多くの赤ちゃん用のお茶は生後1ヵ月頃からから飲んでいいと書かれていますが、多くの人は離乳食を食べ始める生後4〜5ヵ月頃にあげ始めるようです。
離乳食を食べ始めると喉が渇くので、食後にお茶や水を飲ませる習慣をつけるお母さんも多いようですよ。
いつから飲んでいい?
では、お茶は飲ませない方が良いのでしょうか?
いえいえ、そんなことはありません。
栄養は母乳やミルクから摂るというだけで、お茶を飲ませていけないという訳ではないのです。
実際にベビー用品売り場に売られている赤ちゃん用のお茶には「生後●ヶ月頃から」と書かれています。
赤ちゃんの水分補給は、母乳やミルクが基本です。
この2つには十分な栄養が含まれており、離乳食が始まるまでは母乳やミルクだけで十分だと言われています。
しっかり授乳ができていれば、脱水症状になる心配もないそうです。
赤ちゃんはお茶を飲んでもいいの?
赤ちゃんのお茶の量はどのくらい?
また、赤ちゃん用の麦茶のパックを煮出して飲ませることもできます。
このとき、水出しの麦茶は与えないように注意してくださいね。
赤ちゃんの胃腸機能はまだ未発達なので、水道水に含まれているカルキは負担になってしまいます。
赤ちゃん用のお茶にほうじ茶や玄米茶等もありますが、これは微量にカフェインを含んでいたりします。
ペットボトルや紙パックに入った赤ちゃん用の麦茶も売られているので、赤ちゃん用のものを飲ませてくださいね。
赤ちゃんに飲ませるお茶はカフェインの入っていないものにしてくださいね。
胃腸の機能が未発達な赤ちゃんにとって、カフェインは刺激が強く、過剰に摂取することは好ましくありません。
そこで赤ちゃんに飲ませるお茶でおススメなものは「麦茶」です。
麦茶は、大麦の種子を煎じたものなので、カフェインが含まれていません。
赤ちゃんが飲むのに最適なお茶は?
赤ちゃんがお茶を飲まなくても脱水症状になる心配はありませんが、注意しなければならない点はいくつかあります。
赤ちゃんにお茶を飲ませるときの注意点は以下の通りです。
赤ちゃんのお茶の注意点
特に決まりはありません。
母乳やミルクしか飲んでいない赤ちゃんは、初めてのお茶に戸惑って飲めないこともあります。
そんな時は無理に飲ませないであげてください。お茶は飲ませなくても大丈夫なので、飲めるようになったら飲ませてあげてくださいね。
お茶が気に入った場合は、少しずつ、無理のない程度に量を増やしてあげるようにしてくださいね。
カフェインは含まれていないか
一般的に売られている麦茶は赤ちゃんには濃い過ぎるので、同じものを与えないようにしてくださいね。
必ず「赤ちゃん用」のものを選んで購入してください。
大人のお茶と同じ濃さのものは与えない
前述にあった通り、カフェインが含まれているお茶は与えないでくださいね。
カフェインの入っていない麦茶を選び、薄めて与えるようにしてください。
人肌程度の温度のものを与えてください。
冷たいお茶だとお腹を壊してしまいます。逆に熱すぎると上手に飲めませんし、火傷の原因になります。
お茶の温度
与え過ぎない
母乳やミルク以外の飲み物を与すぎてしまうと、母乳やミルクの飲みが悪くなってしまうことがあります。
赤ちゃんにとって栄養を摂るために必要なものは母乳とミルクです。優先順位を間違えないようにしてくださいね。
いかがでしたか?
お茶は成長に特に必要なものではないので、焦って飲ませる必要はありません。
お茶は母乳やミルクの補助で使うようにしてくださいね。