2016.10.21 Fri 更新

母乳育児を始める際の注意点について

赤ちゃんを育てる時に、母乳で育ててあげたいと思うお母さんは多いと思います。でも正しい授乳の仕方が分からない、注意点ってあるの?など気になる所を徹底的に解説していきます!是非ご覧ください。

基本的に赤ちゃんは、おなかが空くと泣いておっぱいを要求します。
母乳の場合は、赤ちゃんが欲しがる時に飲めるだけの母乳を与えても大丈夫です。
授乳する前は、おむつを替えてあげて、手を清潔に洗いましょう。
お母さんも、汗をかいている場合は、乳首を洗浄綿や濡れタオルなどで拭き、キレイにしましょう。

母乳の与え方

母乳で育てた赤ちゃんは、感染症にかかりにくく、糖尿病や心筋梗塞、気管支喘息等のアレルギーのリスクも、減るといわれています。
また赤ちゃんは、おっぱい吸うときに、顔の筋肉を使います。
この運動は頭や脳への血流が促進され、脳の成長に良い影響がもたらされます。

母乳には子どもが発育するのに必要な成分が、適切な量、適切な状態で含まれています。
栄養の他にも、細菌やウイルスなどから赤ちゃんを守る免疫や数種類の抗菌物質などが含まれており、赤ちゃんの体を守ります。

母乳について

注意する点

授乳が終わったら、赤ちゃんの口のまわり、乳首についた母乳や唾液を洗浄綿や濡れタオルなどできれいに拭きとってあげましょう。
授乳後は、背中を軽くさすってゲップをさせます。
赤ちゃんは母乳とともに、大量の空気を胃の中に吸い込みますので、ゲップをさせることを忘れないで下さい。

おっぱいは両方吸わせてあげるのが理想です。
間隔としては15分くらい吸わせたら、反対のおっぱいに替える感じで良いと思います。

与える際は、楽な姿勢で赤ちゃんを抱いてあげて下さい。
赤ちゃんの顔へおっぱいを近づけ、乳輪部分まで深くふくませてあげましょう。
乳首だけ吸わせると、乳首を引っ張られ傷つく場合がありますので気をつけて下さい。

ですが現段階では、母乳に含まれる有害物質が赤ちゃんに及ぼす影響については明らかにされていません。
汚染される可能性があるとはいえど、栄養や免疫などの利点を考えると、母乳栄養を続けた方が良いでしょう。

環境ホルモンやダイオキシン等によって母乳が汚染される問題です。
これは世界規模で確認されており、日本も例外ではありません。

母乳の汚染

母乳は赤ちゃんにとって栄養万点であるのは確かなのですが、注意点もありますのでしっかりと確認しておきましょう。

薬や刺激物との関係

授乳時によくトラブルのなることがあります。
それは、乳首に傷ができてしまうことです。
赤ちゃんが乳首を噛んだり、引っ張ることで傷ついてしまう場合がほとんどですので、乳輪まで深くくわえさせるようにして、傷つきにくくしましょう。

トラブルとケアについ

母乳には、お母さんが摂る食事も大きく関係してきます。
偏った食事は勿論、薬や刺激物、主にタバコやアルコールを摂取すると、赤ちゃんの健康に悪影響を及ぼす、有害な母乳になってしまいますので絶対に避けるようにしてください。

食事の関係で、母乳が乳腺に詰まることがあります。
高カロリーな食べ物、脂肪が多い食べ物を摂り過ぎるとなりがちです。
ですので、控えるようにし、母乳が残っている場合は出し切るようにしましょう。

また、授乳の姿勢を変えることで、乳首の刺激を受ける部分を一点に集中させないようにすることも効果的ですので、オススメです。
それでも傷ができてしまったりした場合は、授乳時間を短くするなどして対処しましょう。

母乳を出やすくする

乳頭・乳輪部をマッサージすることで、赤ちゃんが吸いやすく、裂傷が起きにくいおっぱいにする効果がありますので積極的にマッサージしましょう。
基底部にある血管の流れを良くすることで、母乳のもとになる血液の循環量を増やすことができます。

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