2016.08.31 Wed 更新

会陰切開の傷口っていつまで痛むの?痛みを和らげる方法は?

出産の時に赤ちゃんが出て来やすいように膣と肛門の間を切開するのを「会陰切開」と言います。 赤ちゃんとやっとあえて嬉しい反面、切った会陰がズキズキと痛む…気になって家事や育児にも全力で挑めない…とお悩みのママも多いはずです。 そこで、会陰切開の痛みがひく時期と、痛みの緩和法についてご紹介いたしますので、参考にしてみてください。

痛みを緩和する方法

痛みが強い時期には、できるだけ安静にしながら、ドーナツクッションや鎮痛剤をうまく使い、痛みを緩和しながら過ごすのがオススメです。
医師に相談すれば授乳中でも使える鎮痛剤を処方してくれます。

どの程度切開したのかにもよりますが、傷口自体は平均して3日程度でふさがると言われています。
1週間ほどで痛みが引く人も多いようですが、中には違和感や引き連れたような感じがしばらく残る人もいるようです。
個人差はありますが、段々気にならなくなっていき、赤ちゃんの一ヶ月検診の頃には落ち着いていることがほとんどのようです。

出産は女性の人生の中でも大仕事です。
そんな大変な出産を乗り越えて、赤ちゃんと会えた喜びに浸りながら、穏やかに育児に臨みたいと思った時に気になるのが、「会陰切開の痛み」ではないでしょうか?
歩く度に痛い…座っているのも辛い…トイレ度に気になる…など、ずっと気にして過ごしていたらママも疲れてしまいます。

会陰切開っていつまで痛いの?

歩く度に痛みを感じる人は、歩幅が大きく会陰の傷口と皮膚が擦れてしまっている可能性があります。
できるだけ歩幅を小さくして小股で歩くようにすることで、痛みを緩和することができます。

小股で歩く

座っている時の石見の緩和法として最も有名なのが、ドーナツクッションではないでしょうか?
会陰の傷口が直接床や座面に触れないようにすることで、痛みを緩和することができます。
低反発などある程度の硬さを保てるものの方が、沈まずに安定するのでオススメです。

ドーナツクッション

会陰切開の痛みとうまく付き合っていくためにも、いくつか痛みの緩和法をご紹介いたします。

便秘に注意

また、排便後や排尿後はウォシュレットを使ったり、清浄綿で優しく拭き取ったりするのがオススメです。

めんどくさいからと悪露ナプキンをこまめに取り替えないと、雑菌が繁殖して傷の治りが遅くなり、いつまでも痛い…なんていうことにもなりかねません。
長い時間同じ悪露ナプキンをつけていると蒸れやすく、かぶれ等の原因にもなります。
清潔な状態を保つためにこまめに取り替えるようにしましょう。

清潔にする

傷が痛いから力が入らずに弁が出せない…出せないから余計に固くなってしまう…という悪循環で便秘に悩まされる事もあるようです。
便秘解消のためにも、痛みを和らげるためにも便が水分をしっかりと含んだ柔らかい状態で出せるように、食事や水分補給に気をつけましょう。

次第に良くなるからうまく付き合って!

出産後は授乳などで想像以上の水分が体外に出ていきます。
どうしても自分の力だけでは出せないという時には、医師に相談して下さい。
便秘海塩のための薬を処方してもらえます。

どうしても痛みが引かない場合や、何か異変を感じた場合には傷口が開いた、うまく塞がっていないなども考えられますので、自分で判断せずに医師に相談することも大切です。

慣れない赤ちゃんのお世話に、家事にと大忙しのママですが、そこに会陰切開の痛みも加わると辛いものですよね…
ですが、痛みは日に日にひいていくはずです。
それまでは痛みとうまく付き合って、自分の楽な姿勢や痛みを感じにくい歩き方を見つけて乗り切って下さい。

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