赤ちゃんは、お母さんから免疫物質をもらっているので、生後6か月頃までは病気にならないと言われています。
ですが、生後6か月頃から受け継いだ免疫の効力が切れてきます。ですので、発熱しやすくなります。
新生児の発熱について
平熱が少し高めですから、どれくらいまで上がったら発熱と判断すべきか、迷いますよね。
赤ちゃんの様子にもよりますが、38度以下の体温なら緊急性はないと考えて大丈夫です。
ですが、様子によっては病院へ連れて行ってあげることもありますので、しっかりと観察してくださいね。
まずは、赤ちゃんの基本体温について知っておく事が大切です。
大人の体温の平均は36.7度くらいですが、赤ちゃんの場合は少し高めの、37.5度前後です。
赤ちゃんの基本体温
まず、脇の汗などをタオルでしっかりと拭き取ります。
次に、脇のくぼんでいる所に体温計をしっかりとはさみましょう。
体温計がずれないように抱っこしてあげると、安定しますのでそのまま体温計の合図を待ってください。
赤ちゃんの体温を計る際に、何がきっかけで計りますか?目安としては、抱っこして体が熱いと感じたら、すぐに体温を計りましょう。
計り方を間違えたり、発熱を見逃してしまうと、重症かしてしまう可能性もありますので、計り方はしっかりと理解しておきましょう。
体温の計り方
もし6か月未満で発熱した場合は、着せすぎや保温のしすぎ等で体内に熱がこもっていないかどうか確認してあげましょう。
室内温度を下げる等の対策をしても下がらない場合は、免疫力を上回るウイルスや菌に感染している可能性が高いので、すぐに病院へ行きましょう。
ウイルスが体内に侵入すると、熱でウイルスを倒そうとします。
その結果、高熱に繋がるのです。
熱によりウイルスの繁殖を防ぐことは出来ますが、同時に体力も奪ってしまいますので、その時々での適切な処置が必要になってきます。
発熱の原因はいくつか考えられます。発熱する原因として多いのが、風邪などウィルスや細菌の影響で、発熱しているケースです。
赤ちゃんの頃はまだ自分の免疫が弱いので、影響を受けやすいのです。
発熱の原因
また、体温はこまめに計り続ける事が大切です。
赤ちゃんは進行が早いので、1時間後に39度近く上昇していることもあるので、一度計って安心せずに1時間ごとに計るぐらいで良いと思います。
離乳食でも、発熱するケースはあります。
原因としては、母乳が減り、お母さんからの免疫をチャージする量が減るからだと考えられます。
離乳食を初めた頃に発熱した際は、母乳やミルクに一旦戻してあげて、栄養補給してあげましょう。
赤ちゃんの発熱には様々な原因がありますので、その都度、対処法が変わってきます。
原因もそうですが、月齢によっても対処法は変わってきますので、しっかりと赤ちゃんの様子を確認して、対処するようにしてくださいね。
まとめ
他にも、水分不足や保育園で他の子との接触や環境の違いでの発熱など原因は様々です。
ですので、その都度、適切な処置を行ないましょう。
機嫌や食欲、表情などからしっかりと読み取れるように日々観察しておきましょう。
赤ちゃんの頃は、日々の細かい観察が赤ちゃんの体調を守る上でも非常に大事になってきますので、怠らないようにしてくださいね!