2016.11.14 Mon 更新

赤ちゃんの冬対策!布団や服、暖房の室温はどうしたら?

冬の夜は寒いですよね。赤ちゃんが寝ている間に体が冷えたり風邪を引いたりしないかと心配です。ついつい厚着させたり布団をたくさん被せたりしがちですが、それが原因で風邪や事故になってしまうこともあるようです。赤ちゃんの安全と健康のためにも、冬の夜対策をまとめました。

冬に寝るとき布団の掛け方はどうする?毛布は必須?

暖房をつけ続けていると室内が乾燥して、赤ちゃんが脱水症状を起こしてしまいます。
数時間おきに換気をする、加湿器を置くなど対策が必要です。
また、石油やガスヒーター、ファンヒーターなどの暖房器具は、室内に排気ガスを出します。
一酸化中毒にならないように、室内換気に気をつけましょう。

暖房機器を使用するときの注意点

赤ちゃんが冬の室内で快適に過ごすためには、室温気温は20〜23度、湿度は40〜60%が良いと言われています。
服は何枚も重ね着をしたり靴下を履かせたりはせずに、動きやすい部屋着にして、暖房等で室温の調整をしましょう。
最近は床暖房も人気ですが、低温火傷や脱水症状には気をつける必要があります。
ホットカーペットの場合も、直に寝かせたり、長時間遊ばせたりはしないほうが良いでしょう。

冬の室内で快適に過ごすための環境は?

暖房をつけたままでもいいの?

赤ちゃんが寝るときには、部屋着のように楽な素材の服、赤ちゃん用パジャマなどがベストです。
肌着で寝汗を吸収して、その上に保湿性のある厚手のパジャマを着せてあげるのが良いでしょう。
まだ月齢が低い赤ちゃんなどは、日中と同じように、短肌着に長肌着、その上にツーウェイやカバーオールを着せて、夜寝る前やお風呂後に生活リズムを整える意味も込めて着替えるようにするのが良いでしょう。
あまりにも寒い場合などは、お腹周りを温めるために腹巻をつけたり、ゆるいレッグウォーマーで足首を温める方法などもありますよ。

冬に寝るときの服装は?

赤ちゃんが寝るときの布団は、昼寝であれば綿毛布やタオルケットで、夜に寝るときはその上に掛け布団1枚くらいにしましょう。
それでも寒さが厳しいときは、掛け布団を増やすのではなく、タオルケットや綿毛布を追加してください。
掛け布団などあまり重い布団を重ねてしまうと、赤ちゃんも寝ている間に苦しくなったり、逆に熱がこもり過ぎてしまうこともあるのです。
赤ちゃんがよく布団を掛けても蹴って剥がしてしまうのは、赤ちゃんからの暑いアピールでもあります。
しかし、朝方に冷え込んだりすると体が冷えてしまうので、スリーパーなどを着せてあげると効果的です。
赤ちゃんが寝ている間脱げることもないので安心ですよ。

赤ちゃんは体温調節をする機能が未熟です。
冬の睡眠時は必要以上に温めないように気をつけてあげましょう。月齢が低い赤ちゃんはもちろん、1~2歳くらいになっても、ママやパパが室温・服装・布団などを調整してあげた方が良いでしょう。
風邪を引かせないためと思って温めることだけを考えてしまうと、反対に風邪を引きやすい状態にしたり、暑すぎると乳児性突然死症候群の原因にもなりかねません。
大人である自分と同じとは思わずに、赤ちゃんのための調節をしてあげることが大切ですよ。

必要以上に温めないよう気をつけよう

基本的には、寝るときは暖房は消した方がいいでしょう。つけっぱなしで寝ると知らない内に室温が上がっていることや、乾燥してしまうこともあります。加湿器をつけていても途中で水切れになるなど。
まずは赤ちゃんが寝るまでは暖房をつけておき、赤ちゃんが布団の中で寝静まったら暖房を切っておけばあとは布団の中の熱だけで大丈夫です。
ママとパパがまだしばらく起きている場合は、時々布団がめくれていないかチェックしてあげるとなお良いですね。

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