寝てばかりいる赤ちゃんの場合、腸も十分に発達していないのでお腹にガスや便がたまりやすくなっています。
赤ちゃんは母乳やミルクを飲む時に空気も一緒に飲み込んでしまうのでお腹に空気をためやすくなります。
たまってくると苦しくなるので赤ちゃんはいきんだりうなったりすることでガスや便を出そうとするんです。
・便秘の時
・げっぷやおならをしたい時
・うんちが出る時
実はいきむ・うなる原因はほとんど心配のない下記のような場合が多いです。
生後間もない赤ちゃんが突然いきんだりうなったりし始めることってありませんか?
あまりの激しさにママはとても心配になりますよね。
赤ちゃんがいきむ・うなるのはどうして?その原因は?
結局のことろ、その対処方法は?
原因は分かったけど、この赤ちゃんのいきみ・うなりはいつまで続くもの?なんて疑問に思われると思います。
このいきみ・うなりはお腹を動かすことでガスのたまりや排便を促し改善されることが多く、自分で寝返りを打てるようになったり動けるようになる生後3~6ヶ月ごろにはほぼおさまります。
このいきみやうなりはいつまで続くの?
ちなみに、背伸びをするように「きゅーん」なんて伸びながらうなる時がありますが、これは赤ちゃんが急激に成長しているためです。
その度に背が伸びているんでしょうね。
これは全く問題のない行動です。
大人でもお腹が張ると苦しいですよね。
それがいきみ・うなりの原因です。
授乳後にげっぷをしても、全部出しきれていない場合があります。
意外と今頃!?っていうときにげっぷを出せずに泣いて起きる場合もあります。
うなっているときはちょっとげっぷが出るか試してみましょう
縦に抱っこして背中をトントンとしてあげると空気が上がってくるのでげっぷが出ます。
げっぷをさせる
赤ちゃんのいきみやうなりはお腹が張るのが原因です。
実は何もしなくても生後3~4ヶ月ごろから自然とよくなるものですが、苦しそうにうなる姿を見ると放っておくことも出来ないのが親心ですよね。
赤ちゃんのいきみ・うなりの対策方法についていくつかご紹介します。
お腹のマッサージをする
お尻を刺激する
足を持ち上げてぐ~っと踏ん張るようなポーズをさせる、お腹を左右に軽くひねるようにする、腹這いにして背中やこしをさする、などお腹周りを軽く運動させてあげると腸に刺激を与えられます。
赤ちゃんが起きているときに遊びの一環としてしてあげると良いですね。
満腹時を避け、お腹のおへそ周りを「の」の字を書くようにマッサージします。
お腹に少し圧がかかる程度にゆっくりマッサージしてあげましょう。
そうすることで腸が刺激され便やガスが外に出るようになります。
さいごに…
新生児の場合はお尻の周りをベビーオイルを付けた綿棒で刺激してあげるだけで便やガスが出たりします。
それでも出ない場合は綿棒をお尻に1センチほど入れて、ゆっくり動かして刺激してあげると面白いように出ます。
その場合は中に入れすぎないように注意しましょうね。
赤ちゃんが苦しんでいるとびっくりしてしまいますが、赤ちゃんはまだ体の機能が整っていないので赤ちゃん自身もどこに力を入れていいかわからなくてうなったりすることもあります。
ちょっとお手伝いしてあげるつもりでマッサージしたり体操したりしてあげてくださいね。
お腹が張っているとおっぱいやミルクの飲みも悪くなることがあります。
お腹が張っていたら授乳前に体操させてみてくださいね。
お腹の張りがおさまるとしっかり飲めるようになりますよ。