2016.11.17 Thu 更新

妊娠中の正中線は何故出来るの?原因と対処法についてまとめました

妊娠すると、お腹にできるのは妊娠線だけだと思いがちですが、お腹にできるのは妊娠線だけではありません。 お腹が大きくなってくると、おへそから上下にくっきりとした「正中線の黒ずみ」が出てきます。 お腹が大きくなってくると真ん中にくっきりと線が出て、目立ってくるのが気になりますよね。 今回は「妊娠中の正中線の原因と対処法」についてご紹介します!

正中線と妊娠線の違いは?

中線の黒ずみは、妊娠してお腹が大きくなる頃あたりで徐々に出てきます。
出てくる時期には個人差がありますが、大体5ヵ月頃だと言われています。
妊娠すると、ほとんどの人に正中線の黒ずみは現れます。

この正中線が黒ずむ原因は、妊娠するとホルモンバランスが変化して、メラニン色素の分泌が盛んになるためだと言われています。メラニン色素が増えると、色素沈着が起こりやすくなります。
色素沈着が起こることで、あまり目立たなかった正中線が、はっきりと濃く目立ってしまうのです。

頭から足にかけて、真ん中に筋が通るような線が「正中線」と言います。
この正中線は、細胞分裂の名残りだと言われています。男女関係なく全ての人間が持っているものです。

妊娠中にできる正中線って何?

正中線の黒ずみの対処法

正中線はホルモンバランスの変化によって出てくるものです。そのため、完全に防ぐ事は難しいです。
妊娠中から妊娠線予防クリームを塗るなどケアしておきましょう。
妊娠中からケアすることで、比較的早く黒ずみが薄くなることもあるようです。

正中線の黒ずみの予防法

妊娠線は、基本的には元に戻らないと言われていますが、正中線の黒ずみは、産後しばらくすると薄くなり元に戻ることが多いです。
出産してしばらくたつとホルモンバランスの乱れが落ち着き、正中線もだんだんと薄くなり目立ちにくくなってきます。
元に戻る時期には個人差があります。一般的に、産後半年〜1年ぐらいで気にならなくなった人が多いようです。

正中線と妊娠線はどちらもお腹にできるため、混同されがちですが、勘違いしないでくださいね。全く違うものですよ!
お腹が大きくなってくる際に、皮膚が急激に伸びて裂けてしまうためにできる肉割れ線が、「妊娠線」です。
妊娠線は、お腹だけでなく、体型変化によってお尻や太もも、二の腕、胸などにできる場合もあります。

保湿することは重要です。
保湿をすることによって皮膚の新陳代謝が促進され、メラニンが蓄積された古い角質が剥がれ落ちます。
そして、だんだんと正中線が薄くキレイになります。

保湿

できてしまった正中線の黒ずみを薄くするには、どうしたらいいのでしょう?
正中線の黒ずみの対処法は以下の通りです。

美白効果のあるサプリメントの摂取

ビタミンCの摂取

より効果的にメラニン色素を排出するため、美白効果のあるサプリを摂取することもオススメです。
赤ちゃんに影響がないかどうか必ず確認して摂るようにしてくださいね。

ビタミンCには、メラニン色素を抑制しシミや黒ずみを改善する働きがあり、抗酸化作用もあります。
肌の代謝を活性化させる働きや、コラーゲンの生産を促す効果もあるので、美肌には欠かせない栄養素です。
ビタミンC配合のクリームを塗ったり、サプリで摂取する方法もありますが、食事でとることを意識しましょう!

十分な睡眠や休息は、肌の代謝を高めシミや黒ずみを早く改善させます。
赤ちゃんが小さいうちは授乳や夜泣きなどで難しいかもしれません。
ですが、なるべく体を休められるよう家族や周囲に協力してもらってくださいね。

十分な睡眠や休息

レーザー治療

時間とともに消える正中線の黒ずみですが、人によっては1年以上経っても目立っている事があります。
そんな場合は、美容外科や形成外科でレーザー治療を受けるという方法があります。
保険は効かず、自己負担になります。費用は高額になるので、お金に余裕のある方以外は難しいかもしれませんね。

いかがでしたか?
妊娠中にできた正中線は、自然に薄くなります。
時間が経てば、ほとんど目立たなくなるのであまり心配する必要はありませんよ。
あまり神経質にならず、自然に過ごしてくださいね!

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