2016.11.29 Tue 更新

赤ちゃんの歯固めって意味があるの?いつからいつまで必要?

生後半年も経ってくると、赤ちゃんに歯が生え始めて周りの色んな物を口に入れたりぐずったりします。よく歯ぐずりとも言われますが、これを解決するのが歯固めです。歯固めがあることで赤ちゃんも落ち着くこともしばしば。この歯固めとは何なのか、いつからいつまで必要なのかを今回はまとめました。

歯固めにはどんな意味があるの?

また、赤ちゃんの生後100日をお祝いする、お食い初めの時にも歯固めとして石を使った家庭も多いと思います。
この時点では、丈夫な歯が生えるように、という願いを込める儀式的な意味合いがあり、実際に歯固めとして使う物とは役割が違うので注意してくださいね。

歯の生え始める時期に噛むことで赤ちゃんの歯や顎の成長を促してもくれます。
歯固めに使うものは、木やシリコン製のおもちゃなど可愛い柄のデザインやひんやり冷たい物など様々な種類が売られています。
タオルやいつも遊んでいるおもちゃを歯固め代わりにしている赤ちゃんも多いようですよ。

赤ちゃんは歯が生え始める頃に、今までにない不快感やかゆみ、痛みを感じると言われていて、泣くことで機嫌の悪さをアピールしてきます。
赤ちゃんが歯が痒かったり痛かったりでイライラして泣くことを歯ぐずりと言い、夜泣きをはじめる原因として知られています。
そんな赤ちゃんのイライラを和らげてあげるために、噛ませてあげるものが歯固めです。

赤ちゃんの歯固めってなに?

赤ちゃんが歯固めをいつまでしたがるかについては、下の前歯が生え揃ったとき、すべての乳歯が生え揃ったときなど個人差があります。
離乳食中期~後期に入ると自然と収まることも多いようです。

赤ちゃんの歯固めには歯が生え始めたら使わせてあげましょう。
個人差はありますが、一般的に乳歯は生後半年〜9ヶ月頃に下の前歯から順番に生えてきます。
歯が生える前には、生えてくる場所が膨らんできて、指で軽く触ると硬くなっているのが分かりますよ。
また、歯が生えてくる前兆として、よだれの量が増えたり、口の中を気にしてぐずるようになったり、スタイやタオル、おもちゃなどを噛む、手を口の中に入れるようになるといったことも歯が生えてくるサインです。

歯固めの時期はいつからいつまで?

歯が生え揃うまでにその時期に合わせた歯固めがあるので、赤ちゃんの状況に合わせてチェックしてみてください。
また、たくさん噛むことで歯茎をマッサージし、乳歯の成長や顎の発達が促されます。

赤ちゃんの歯固めには、乳歯が生え始める時の歯茎のむず痒さを抑える効果があります。
その他にも、赤ちゃんは離乳食が始まる時期に、今までのおっぱいを「吸う」だけでなく「噛む」ことを覚え始めますが、上手に噛めるようになるために、唇や舌への刺激が必要なのでそのためのトレーニングとして歯固めが必要なのです。

素材で選ぶ

歯固めといっても店にはたくさんの商品が並んでいるので、どれにすればいいか迷うママも多いでしょう。
購入の際は、次のポイントをチェックして参考にしてみてください。

どの歯固めを選んだらいいの?

歯固めの素材には塩化ビニールが一般的ですが、柔軟さや弾力が出るように「フタル酸エステル類」という物質が使われます。
これは長い期間使い続けると肝臓や腎臓、生殖系の器官に悪い影響が出る有害性が問題になっています。
赤ちゃんが長期間口に入れる物なので、素材には注意が必要です。

歯固めで赤ちゃんの歯を育てよう

歯固めの形にも様々な物がありますが、持ち手がついているもの、握りやすいサイズの歯固めを選ぶようにしましょう。
いくら可愛いものがあったとしても、ゴテゴテの装飾がついているものなどは顔に当たって赤ちゃんが気に入ってくれないこともあります。
極力シンプルなデザインのもので、口に入れる部分に溝が多いものは避けた方が良いでしょう。
溝が多いと汚れが溜まりやすく不衛生になりがちです。
洗いやすい形で、水洗いしても色落ちしないような物がおすすめです。

握りやすい形状のものを選ぶ

噛むことで、赤ちゃんの歯や顎が育つだけでなく、脳が刺激されるといわれています。
赤ちゃんの口に入れるものだからこそ、素材やデザインにこだわりながら、赤ちゃんにぴったりの歯がためを選びたいですね。

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