2016.03.01 Tue 更新

私はこうして妊娠出来ました!【30歳 なお】

妊活を行う上で、本当にこのままでいいの?私は何か間違ってない?と不安に感じることも多いかと思います。そんな不安を払拭するためにも、先輩ママの妊活、妊娠、出産体験レポートをみてみませんか? 今回は不妊治療の上、妊娠、出産を経験した30歳のなおさんのレポートをご紹介します!

その友人は、20代後半に結婚するも子宝に恵まれず、長い間、不妊治療を受けていました。彼女にも、彼女のご主人にも、特に原因は見つからず、諦めかけていた時、彼女は30歳で待望の子供が出来ました。数年にわたる不妊治療の末、ようやく授かった赤ちゃんでしたが、胎嚢も心音も確認され、安心した矢先、不幸なことに、流産してしまいました。

友人の話を聞き、焦りを感じていました

主人も私も、お互いに子どもが大好きで、いつかは二人の子どもが欲しいと思ってはいたのですが、子どもはもう少し年齢を重ねてからでも…という思いや、二人の時間が充実しているので、20代後半から、結婚や妊娠といったことに実際、行動に移してはいませんでした。
でも、そんな思いの中、不妊に悩み、30歳で妊娠出来た友人の話を聞いて、「子どもをもつなら、早くしなくては!」と思ったのです。

結婚が遅かった私ですが、30歳で無事妊娠出来ました。
そもそも私たち夫婦は交際期間が長く、同棲も始めていたので、いつかは結婚するんだろうな、と思いながら、二人だけの気ままな生活を楽しんでいました。
そんな中で、結婚を決意した最大の理由は、「子どもが欲しい」からということです。

私達夫婦の妊活のっきっかけは

妊娠検査薬で陽性反応を確認し、妊娠が発覚した後には、友人や、病院の先生から高齢出産のリスクを聞かされていたのもあって、次は正常に妊娠しているのか、子宮外妊娠ではないのかと不安になり、胎嚢が確認されれば、心臓は動いているのか、心音が確認できれば、染色体異常はないか、心臓が止まってしまわないか…と、ひとつ心配事が解消したらまた次の段階の心配事が発生する、というのを、胎動を感じるまで繰り返していました。

胎動を感じ不安がなくなりました

もちろん、結婚の決め手はそれだけではないけれど、彼女の話は、かなり強い動機になりました。
そんな私たちも不妊の期間が数年数年続き、諦めかけていたその時、赤ちゃんを授かりました。

しかし、諦めず不妊治療を続けてた、そんな時、再び妊娠が分かり、その後無事に元気な女の子を出産することができました。でも、切迫早産気味だったこともあり、彼女は毎日とても不安だったそうです。
そんな友人から「年齢を重ねれば重ねるほど、そもそも妊娠自体が難しくなるし、妊娠出来たとしても、無事に出産までやり遂げるのも難しくなってしまう。」と聞いたのは私の心に強く響きました。

我が子の顔を見て涙が止まりませんでした。

私の場合、高齢出産だったので、子宮が硬く開かず、出産には30時間もかかってしまい、出産中にいきむ体力がなくなってしまい、最後は看護婦さんにお腹を押してもらって出産しました。
また、出産後の育児も、無理の効かない30歳の私には想像以上に過酷で辛く、体力的にも精神的にも限界になってしまい、うつ状態になっていました。

しかし、出産予定日が近づいてくると、出産に伴う痛みに耐えられるのかも心配でしたし、もし帝王切開になったらどうしようか、出産に伴って私の命や子供の命に関わることが起きた時にどうしたら良いかなど、あらゆることを不安に思い始め、心が折れそうでした。しかし、主人や、友人の励ましや、赤ちゃんに会える、という楽しみな気持ちからそんな不安は次第に和らいでいきました。
いざ、出産となると、体力面と精神面でとても大変な思いをしました。

出産に向けて不安が募り…

胎動を感じるようになった時期から、私のお腹の中で赤ちゃんが生きている、というのが自分でわかるので、大丈夫かな、という一番大きな不安がなくなって、気持ちがずいぶん楽になりました。

30歳の私が妊娠出来たこと、出産出来たことは多くの周りの人たちの支えがあって出来たことのように思います。
不妊や、高齢出産では様々な不安もありますが、そんな中でも自分自身も母親としての強い意識を持って出産に挑むこと、愛しいわが子に会うために自分を信じること、それらを心に誓って行動することが不妊に悩んでいた、30歳の私が妊娠出来た秘訣だったと思います。本当に産んでよかったと日々あたらめて思っています。

不妊治療の末、無事生まれてきた赤ちゃんには、健康状態に目立った問題もなく、先天的な病気なども見られませんでしたが、それよりも無事に生まれてきてくれたことに感動して出産後は涙が止まりませんでした。

しかし、そんな中でも主人や両親、友人などからの協力のおかげで、体力・精神面ともに次第に良くなってきました。何より、自らお腹を痛めて産んだ、小さなわが子の顔を見ると心が安らぎました。

ランキング

ページトップへ