2016.12.02 Fri 更新

出産にはいくらかかるの?出産に必要な費用についてまとめました

意外とお金がかかる出産。 入院費はもちろん、分娩費や新生児管理保育料など、かかる費用は様々です。 出産時に何かトラブルが起こったら更に費用はかかることになります。総額でどのくらいかかるのでしょう? 今回は「出産に必要な費用」についてご紹介します!

費用の内訳

「国民健康保険・健康保険に加入していること」「妊娠85日以上(妊娠4ヶ月以上)で出産していること」の条件を満たしている場合は、この費用から「出産育児一時金」の42万円を引いたものが「自己負担額」です。
出産育児一時金とは、1人の出産につき42万円が行政から支給される制度のことです。
双子になると支給額は2倍になりますよ。

自然分娩の場合、入院費、分娩費、新生児管理保育料、その他の諸費用がかかります。
これらをトータルすると、費用は約40~70万円です。
帝王切開は約40~100万円、無痛分娩だと約50~100万円です。
この費用は、病院によって大きく異なるので、事前に確認をとっておいてくださいね。

出産に必要な費用はいくら?

分娩介助や手術にかかる費用のことです。
朝・夜のどちらに行うのか、平日・土日のどちらに行うのかによって金額が変わってくるようです。
自然分娩と帝王切開でも費用は異なりますよ。
自然分娩の場合、健康保険は適用されません、全額自己負担になります。
かかる費用は約15~25万円程です。

分娩費

出産における入院にかかる費用のことです。部屋代と食事代を合わせたもののことを指します。
病院によって異なるのですが、1泊1万5千円~3万円が一般的な金額のようです。
産後に何日間入院するかはママと赤ちゃんの具合にもよりますが、5~7日ほど入院します。

入院費

出産費用の内訳で大きなものは、入院費と分娩費です。
妊娠・出産は病気ではないので、基本的には健康保険が適用されないのですが、場合によっては適用されるものもあります。
かかる費用は以下の通りです。

生まれた赤ちゃんを保育するための費用のことです。一般的に5万円程かかると言われています。

新生児管理保育料

最近多くなってきた無痛分娩や和痛分娩は、費用は病院によって大きく異なります。
麻酔の投与により痛みを取り除いた、あるいは痛みを和らげる分娩であるこれらは、通常の分娩費に1~20万円が上乗せされることがほとんどです。健康保険は適用されません。

帝王切開の場合は、健康保険が適用されます。
帝王切開の手術費、出血のための止血や陣痛促進剤、吸引分娩費用などに保険の適用されるのです。
費用は自然分娩とそこまで変わらないか、場合によっては自然分娩より費用が低く収まることがあります。
帝王切開になると、入院日数は自然分娩の約2倍になります。

その他の処置

妊婦健診の費用もかかります。
妊娠してから出産するまでに、妊婦健診は14回あります。
基本検査で約3~5千円、血液検査などの特別な検査で約1万~1万5千円かかります。
全部トータルすると、10~15万円ほどの費用になりますが、地方自治体からの補助金によって妊婦健診の費用は助成されるます。結果として、最終的な自己負担額は約5~10万円にると言われています。

分娩費以外でかかる費用

出産に関する検査と薬剤料が1万円、各種処置料が5千円です
さらに、出産によって重度脳性まひの子供が生まれた場合、赤ちゃんと家族に補償金が支払われる制度でる「産科医療補償制度」の保険料が3万円かかり、さらに細かい経費が1.7万円程かかります。

いかがでしたか?
ここで紹介している費用はあくまで目安です。
産時の状況や出産後のママや赤ちゃんの健康状態、基本の設定金額は病院によって異なるので、分娩にかかる費用について疑問があれば、病院に詳細を説明してもらうようにしてくださいね。

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