2016.12.05 Mon 更新

赤ちゃんが眠りやすい温度・湿度、環境

人間は、約1度体温が下がった時眠くなるんです。それは、眠る為に脳からの指令が送られ、体温を急激に下げるためなのです。 どういうことかというと、温度の高い血液を手足に流して、体温を上手に下げようとしているんです。このように人間の体は、うまく温度調節できるようになっているんです。そこでここでは、赤ちゃんが眠りやすい温度や湿度、環境についてまとめてみました。

冬場に防寒の為は分かりますが、服を何枚も重ね着させたりしていると、逆に寝汗をたくさんかいて汗疹などの原因にもなりますので、注意が必要です。
室内の最適な温度としては、8~22度くらいと言われています。
あくまで目安ですので、室温がこれよりも暑かったり寒かったりする場合は、その都度お子さんの服装や寝具で調整してみてください。

赤ちゃんにとって最適な布団の中の温度は33度と言われています。
大人の私たちが布団に手をいれた時に、少し涼しいかな?と感じるくらいがちょうどいいんです。
子どもは代謝量が大人よりも多いので、体内で熱の発生量も多くなります。子どもが大人より体温が高いのはその為です。
特に生まれてばかりの頃などは、時々、汗をかいていないか背中に手をあてて確認してあげるといいでしょう。

赤ちゃんにとって最適な環境

赤ちゃんは少しの温度の変化で、寝つきも悪くなる上に、一度眠りについたとても夜中に起きてしまいます。
よく赤ちゃんが寝ている間に布団から抜け出したりしていますが、あれは団の中に熱がこもっているため動き回っているんです。
でも、寝返りやまだ自由に動くことのできない赤ちゃんは、自ら布団から抜け出すこともできませんよね。
なので寝苦しい状態になり、我慢できなくなると泣いてしまいます。
それが夜鳴きに繋がっていくこともありますので、しっかりと両親で体温調節してあげましょう。

眠れないと大変

続いては環境面でのお話ですが、眠る前の光環境にも一工夫することをオススメします。
どういうことかといいますと、夕食後から段階的に部屋全体を暗くしていくように出来ればしてください。
また寝室では、豆電球の灯りも消し、真っ暗にすると寝付きもよくなりますし、よく眠れます。
それは大人も一緒ですので、眠る前のスマートフォン操作などは控えるようにしましょう。

光環境を工夫する

これは意外とみなさん注目されていないのですが、赤ちゃんの快適な眠りには、寝室の湿度も大切なんです。
理想としては、湿度40~60%です。
湿度が40%以下になると、目や肌、喉の乾燥を感じるだけでなく、風邪のウイルスが活動しやすくなります。
冬場なんかは特に注意したいですね。
逆に、60%以上になるとダニやカビが発生するようになりますので、室温計や湿度計を準備して、計るようにするといいでしょう。

温度だけじゃなく湿度も大事

いかがだったでしょうか。
夜しっかりと眠る事は大事ですので、昼間は外で一緒に思いっきり赤ちゃんと遊んで、夜はぐっすりと眠れるように一工夫してあげましょう。
赤ちゃんがぐっすり眠ってくれることで、夜鳴きの心配や成長への心配も軽減されると思いますので、是非最適な環境を作ってあげてくださいね!

まとめ

赤ちゃんの寝室は、なるべく窓からは光だけでなく、外部の音が入ってこないようなところを選びましょう。
大人には何気ない音でも、子どもからすれば興奮する音もありますので、眠るときは静かな環境で眠らせてあげましょう。

音に注意する

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