特にミルクではなく、母乳で育てているママに多いのですが、卒乳もしくは断乳するタイミングをいつにするか悩むと思います。
多くのママは、1歳前後になるとそろそろおっぱいを辞めるべきだと思い始めたり、周りの人から言われて断乳を考えるようです。
しかし、赤ちゃんの心と体の健康を考えて赤ちゃん自身が卒乳するのを待つというママも多いです。
卒乳・断乳をするタイミングはいつがいい?
このように、赤ちゃんが飲むことを辞めることを卒乳、ママが授乳を辞めることを断乳といいます。
どちらも、母乳やミルクから離乳食へと移行していくためのことで、どちらが正しいというわけではなく、過程の違いですが、赤ちゃんやママにとってどちらが適切か考えてみましょう。
そもそも卒乳と断乳って同じじゃないの?と思うママもいるかもしれませんが、実は大きく違います。
卒乳とは、赤ちゃんが自然とおっぱいを飲まなくなっていくことです。
断乳とは、日にちを決め、その日から全くおっぱいをあげなくすることです。
卒乳・断乳の違いとは
前日にはたくさんおっぱいを吸わせてあげて「明日で最後だよ」と再確認させてあげましょう。
当日の朝を最後の授乳とし、後は食事に気をつけ、たくさん遊んでスキンシップをとることで寂しさを紛らわせてあげましょうね。
まずは目標日を設定してから、徐々に授乳回数を減らしていくのですが、最終日の1週間前くらいから赤ちゃんに「もうすぐおっぱいとバイバイだよ」と声かけをしていきましょう。
赤ちゃんにとっておっぱいがなくなることはとても寂しいことになるので、代わりにいつも以上にスキンシップをしてあげると良いですよ。
卒乳・断乳を成功させるポイント
しかし、職場に復帰する必要があったり、保育園に預けるために卒乳・断乳を考えなければいけない場合もあるでしょう。
まずは卒乳できるように徐々に授乳回数と量を減らしていき、目標日を設定して完全に卒乳・断乳させるという方法がおすすめです。
卒乳の場合、早い子であれば11ヶ月頃から飲まなくなる子もいる一方で、3歳近くまで飲む子もいます。
おっぱいは母子の大切な絆なので大事にしたい、いずれは飲まなくなるので自然に任せるというのも良いでしょう。
さいごに
今まで添い乳や、寝る前に必ずおっぱいを飲ませていたママは卒乳・断乳後は少し大変かもしれません。
添い寝をして、やさしく背中をたたいて寝かしつけてあげましょう。
抱いて寝れるぬいぐるみや、アロマを炊くのもいいかもしれません。
夜泣きをしたり、歩き回ってしまっても神経質になって怒らないように、気持ちに余裕をもって接してあげてください。
おっぱいがなくても安心して眠れるような環境づくりが大切です。
卒乳・断乳後の寝かしつけ、夜泣き対策
大切なのは、ママと赤ちゃんが納得して卒乳・断乳を迎えられるかということにかかっています。
ママや赤ちゃんが自然と卒乳できればいいですが、今までの授乳タイムがなくなるとママも赤ちゃんも寂しい気分になり、授乳してしまいそうになるところをぐっと我慢する必要もでてくるかもしれません。
ですが、これもママと赤ちゃんにとって成長の一歩して喜ばしいことなので、卒乳・断乳ができたことに対して自身を持ちましょう。
あくまでも赤ちゃんの体調に合わせて行うべきなので、焦らずゆっくりやることが大事になります。
赤ちゃんとのスキンシップを大切にして、これからのコミュニケーションの幅を広げていけるといいですね。