次に”ゴホゴホ”と湿り気のある音を出す咳。
この場合は、風邪などの症状が考えられます。
これはあまり聞かないのですが、”ケンケン”という犬のような咳をする場合は、重度の病気が関係している場合がありますので、早めに医師に相談してください。
咳の音はいくつかあります。
自分でも、ただの咳の時、体調が悪いときの咳など音の違いを感じたことはあるんではないでしょうか。
ポピュラーな咳の音が、”コンコン”という咳です。
軽くて、乾いた音です。
これは病気以外のことが原因で出ている場合がほとんどでしょう。
咳の音について
まず、咳が出るのには色んな原因があります。
1番多いのは、口やのど、気管支など肺に繋がる気道の中に、異物が混入したことから発生するものです。
その異物を排除しようする働きが、咳なんです。
ですので、咳が出るということは、異物から体を守る為でもあるんです。
咳の原因
最初はただの咳だと思っていたら、肺炎を引き起こすこともあります。
肺炎になるには、様々なウイルスや細菌が関係していますので、咳がいつもより長引いたりしていたら、大事をとって病院へ連れていきましょう。
まだ1~2歳くらいの小さな赤ちゃんなら、肺炎球菌やインフルエンザ菌などの細菌が肺炎を引き起こす可能性があります。
2歳以降だと、肺炎球菌やインフルエンザ菌に加え、肺炎クラミジアに感染する恐れがありますので、抗生物質などで対応する必要があります。
肺炎の場合
ですがこの咳は、風邪の回復と共におさまっていきますので、早く回復することに努めましょう。
もしも咳の音が、上記にも書いたような、”ケンケン”という犬のような咳に変わってしまうと危険ですので、”コンコン”から”ゴホゴホ””ゲホゲホ”などに変わった時点ですぐに病院へ連れていきましょう。
赤ちゃんの時に一番多いのが、風邪の時の咳です。
ウイルスが侵入している為、鼻づまりがおきて鼻呼吸が出来づらくなります。
そうすると口呼吸になりますので、粘膜が弱り、咳を誘発するんです。
風邪の場合
その他の原因
百日咳は長い間続く、厄介な病気です。
予防接種で発症率はおさえる事ができますが、完成してしまうと非常に厄介ですので、注意してください。
また、百日咳の治療には抗菌薬が必要です。
早めに病院で診てもらうようにしましょう。
百日咳の場合
上記の理由意外も、まだまだ沢山考えられる理由はあります。
今からの季節ですと、空気の乾燥による咳もあります。
加湿器を可動して湿度を保つようにしましょう。
鼻水が咳の原因になる場合も十分のあります。
特に赤ちゃんは鼻水をよく出します。
咳といっても色んな種類がありますので、その音と赤ちゃんの様子をしっかりと観察して、状態を判断しましょう。
もし風邪などだった場合は、自己判断せずに病院へ行くようにしてください。
最後に
まだ自分では、鼻をかむことができませんので、寝ている時に鼻水が喉に落ちたりして、咳に繋がる場合があります。
また、家族に喫煙者がいる場合は、タバコの煙で咳きこむこともありますので、十分注意しましょう。
1番良いのは、赤ちゃんがいる空間では吸わない、禁煙するなどが望ましいです。