2016.12.09 Fri 更新

初節句はなにすればいい?お祝いマナーについて

赤ちゃんが初めて迎える節句のことを初節句といい、女の子は3月3日、男の子は5月5日に家族みんなでお祝いをします。しかし初めての子供の場合、マナーやルールがよく分からないママやパパも多いのではないでしょうか?今回は女の子の初節句について、ひな祭りのお祝いの仕方やマナーについてまとめました。

ひな祭りのマナーは?

女の子の初節句、ひな祭りは雛人形を家に飾り、家族や親戚と一緒にお祝い膳をいただくというところが多いようです。
ちらし寿司やはまぐりのお吸い物、白酒などが一般的です。
親族や仲人がお祝いの品を贈ることがあったり、神社にお参りをして祝詞をあげてもらう、写真館で記念写真を撮るなど、地方や家庭によってお祝いの仕方は様々です。
地方の習わし等があるかもしれませんので、祖父母や親族の方などに色々聞いてみるのもいいかもしれませんよ。

女の子の初節句のお祝いはどうしたらいいの?

節句というのは季節の節目の日という意味があり、赤ちゃんが初めて迎える節句を「初節句」といいます。
3月3日の「桃の節句」では女の子、5月5日の「端午の節句」では男の子が初節句となり、女の子には雛人形、男の子には兜飾りをそれぞれ贈って飾るのが習わしです。
この日は子供の成長を願う意味があり、両親や親戚、友人を招いてお祝いする家庭が多いです。
また、産後間もない赤ちゃんの場合だと、次の年に初節句のお祝いをするのが一般的です。

初節句ってどういう意味?なんの日なの?

2人目の女の子の場合

昔からの風習では、母が他の祖父母から贈られるものでしたが、現在では両家の祖父母が折半するところが多いようです。
男女の兄弟の場合だと、母方が雛人形、父方が鯉のぼりというように、分担することも。
両家の風習もあるかもしれませんので、一度ご両親と話し合って決めるのがいいでしょう。
雛人形の大きさについても、現在はアパートやマンションでスペースがとれないことも多いので、あらかじめ相談しておくことが大事になります。

雛人形を贈る人

雛人形を飾る時期としては、ひな祭りの2〜3週間前の縁起の良い晴れた日に飾るといいでしょう。
雛人形をしまう時期については、各家庭や地域によって考え方が色々あるようで、特に決まった日というのはありませんが、二十四節気のうちのひとつである、「啓蟄(けいちつ)」の日(3月6日頃)がいいと言われています。

雛人形を飾る時期

初節句のお祝いは、曽祖父や両親の兄弟姉妹などの親戚が贈るのが一般的です。
お祝いの相場については、地域や家庭によって様々なので一概には言えませんが、親族が品物+5,000〜10,000円程度といわれています。
現金を贈る場合は祝儀の袋に入れ、表書きに「御初節句御祝」「祝初節句」「初雛御祝」「御祝」等と筆書きで書いて渡しましょう。

お祝い金について

雛人形は本人の身代わりともいわれます。
2人目も女の子だからと同じものを飾るのは良くないとされています。
ただし、どうしてもかさばってしまうので、市松人形を贈るということろも多いようです。

お返し(内祝い)はどうする?

昔からある初節句ですが、古くから続く行事だからこそ、認識の違いによるトラブルもあるようです。
事前に両家の祖父母や親族に連絡して、話し合いを進めることで、気持ち良くお祝いの日を迎えることができます。
皆で楽しく初節句の日を過ごせると良いですね。

さいごに

基本的に赤ちゃんのお祝いのお返しの品は必要ないとされていますが、お返しの代わりに両親や祖父母と一緒にお祝いの膳を囲み、その際にお祝い膳を両親が用意するところも多いようです。
友人などからお祝いの品をもらった際には、「内祝」としてもらった金額の2分の1、3分の1程度の品物を贈ると良いでしょう。

このまとめに関する記事

ランキング

ページトップへ