2016.12.10 Sat 更新

授乳中の貧血。原因は何?どうやって解消するの?

妊娠中に貧血に悩まされる方は多くいますが、実は授乳している最中に起こる貧血に悩まされる方も少なくありません。 出産に新生児の育児で弱っている身体に貧血は辛いものですね…。 授乳中に起こる貧血は何が原因なのでしょう?どうしたら改善するのか気になるところですよね。 今回は「授乳中の貧血の原因と解消法」についてご紹介します!

授乳中でも安心して飲むことができる鉄剤があるので、病院を受診して処方してもらようにしてくださいね。
症状によっては、注射で鉄剤が処方されることもあります。
貧血が気になったら病院に相談してみてください。

授乳中は鉄剤を服用してもいいの?

貧血になると、頭痛やめまい、立ちくらみがするなどの症状が起こり、動悸が激しくなります。
また、鬱のような症状を引き起こしてしまったり、母乳が出なくなることもあります。
貧血によって母乳に含まれている鉄分が不足してしまい、赤ちゃんが鉄不足になる危険性があります。

授乳中の貧血の原因の最たるものに「母乳」があります。
母乳はお母さんの血液を元に作られているため、授乳すればするほど血液がなくなっていきます。
母乳育児をしている場合は、赤ちゃんに優先的に鉄分を送ってしまうので、鉄分が不足してしまい、貧血やめまいを引き起こしてしまうのです。
また、授乳中の貧血は、出産時の多量出血、寝不足による過労、ストレスが原因で起こることもあります。

授乳中の貧血の原因は?

授乳中の貧血を解消する方法は?

「ヘム鉄」という成分が含まれているサプリメントがあります。
このヘム鉄は、鉄分を補給するサプリメントの中でも吸収率が良いと言われています。
ですが、鉄分補給の目的で作られているサプリメントは、胃を荒らす作用があります。
薬ではないからといって適当な量を摂取しないようにしてくださいね。指定している用法・用量をきちんと守って服用しましょう。
胃が荒れるなどの症状が見られた場合は、病院に相談することを忘れないでください。

サプリメント「ヘム鉄」

鉄剤は胃を荒らす作用があるので、胃薬も一緒に処方されることが多くあります。
胃腸が弱い人は前もって伝えておくようにしておきましょう。
鉄剤を飲むと便秘になりやすくなったり、黒い便が出ることがあります。
気をつけるようにしてくださいね。

また、緑茶に含まれるタンニンは鉄の吸収を妨げてしまう効果があるので、摂取はなるべく控えるようにしてください。
お茶であれば、ほうじ茶や麦茶を飲むようにしてくださいね。

授乳中は、母乳に様々な栄養が奪われてしまい、お母さんは栄養不足になりがち…。
血液を作るには、鉄分以外にもタンパク質、銅、マンガン、ビタミンB12、葉酸が必要です。
高タンパクで低脂肪の和食中心のバランスのとれた食事をすることを心がけるようにしてくださいね。

食生活の改善

授乳中の貧血が起きたら、落ち着いて対処するようにしてくださいね。
試してみたい解消法は以下の通りです。

リラックスする

赤ちゃんの育児をしている最中は、まとまった睡眠が取れず、多くの方は睡眠不足になっています。
寝不足は、貧血を引き起こすだけでなく、あらゆるところに不調を引き起こしてしまいます。
難しいとは思いますが、なるべく寝不足を改善するようにしましょう。
夜間の授乳はやめてミルクに切り替えるのも、ひとつの手ですよ。遣唐使てみてくださいね。

寝不足を解消する

睡眠不足やめまいなどが続く日を送っていると、ストレスが溜まってしまいます。
ストレスは、神経を過敏にし、ちょっとしたことでイライラしてしまう状態になってしまいます。
ストレスのない生活を送ることは難しいですが、できるだけ、自分がリラックスできる時間を作るようにしましょう。

いかがでしたか?
授乳中は身体が資本ですので、身体のケアもしっかり行うようにしてくださいね。
貧血は、普段から生活習慣などに気を配って、予防するようにしましょう!

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