副反応による発熱では、主にこのような症状が見られます。
副反応で発熱する時の症状
これらの症状を副反応といい、全く副反応がない赤ちゃんもいれば、何度も体調を崩す赤ちゃんもいるようです。
副反応について理解せず焦って病院に駆け込む前に、危険な状態かどうか判断できるようになりたいですね。
赤ちゃんの健康と、重い病気にかからなくするためにも必要な予防接種は、何回も受けなくてはいけませんし、必要な種類も多いので毎回病院に連れていくママも大変だと思いますが、赤ちゃんのためを考えると受けない理由はありませんよね。
しかし、せっかく予防接種したのに発熱したり体調が悪くなってしまっては、「受ける意味があるの?」と疑問に思ってしまっても仕方ありません。
予防接種後の副反応による発熱とは?
特に水分が取れない程衰弱している場合、脱水症状になり危険な状態になるのですぐに病院へ向かいましょう。
また、発熱以外の症状が出ている場合は、副反応とは別に病気になっている可能性もあります。
・水分が取れない(おっぱいやミルクを飲めない)くらいぐったりしている
・焦点が合ってない、意識がもうろうとしている
・けいれんを起こしている
・発熱以外の症状が出ている(風邪のような症状)
・3日経っても熱が下がらない
ただし、副反応の症状によっては急いで病院へ行った方がいい場合もあります。
ここでいう風邪のような症状とは、鼻水や咳、痰などが出ないということになります。
赤ちゃんが発熱したから不安で病院にいく、というのは間違いではありませんが、予防接種を受けた日や次の日の発熱はよくあることなので病院へ行く必要はありません。
・予防接種当日、もしくは翌日に発熱する
・37度以上の熱がでる
・1〜2日程度で熱が下がる
・風邪のような症状は出ない
実際に発熱して、発熱以外の症状がない場合は、数日後には熱が下がるのであまり心配はいりません。
水分補給だけはこまめにするように気をつけましょう。
熱が高めで赤ちゃんが辛そうな時は、保冷剤などをタオルに包んで脇の下や足の付け根部分に当ててあげましょう。
よくおでこを冷やす人が多いですが、おでこはひんやりして気持ちがいいだけで、熱を下げてくれる効果は薄いそうです。
予防接種の中には、弱毒化したウイルスが入っていることがあります。
ウイルスが体内に入ることで赤ちゃんの体内で免疫機能が働き、ウイルスを排除するために発熱することがあるのです。
これは体が発熱するだけでなく、予防接種の針を打った箇所が赤く腫れてしまっているのも同じです。
そもそもなぜ熱が出るの?熱が出たらどうしたらいい
さいごに
予防接種は将来かかる可能性のある大きな病気に対する処置ですが、副反応が出るということは体が反応しているという正常な証でもあります。
不安になるかもしれませんが、落ち着いて反応を見守りましょう。