2016.03.03 Thu 更新

生理の出血が少ないかも…過少月経ってどうして起こるの?その原因と予防法

毎月の生理は煩わしく感じることも多く、早く終わって欲しい…なんて感じている人もいるかもしれません。しかし、あまりにも出血が少ない状態は「過少月経」をいわれる状態かもしれません。過少月経の人はホルモンバランスが崩れやすくなったり、生理不順になったりで妊娠しにくいこともあるのです。 そこで過少月経の原因と予防法について調べてみましたので参考にしてみてください。

過少月経が起こる原因は様々で、一つだけではなく、いくつかが重なって起こっていることも珍しくありません。
また、20代と40代では主な原因が違うケースもあるので注意してくださいね。

過少月経の原因は?

女性の正常な生理周期は25~38日を1サイクルとし、月経期間は3~7日以内が正常範囲とされます。
しかし、この月経期間が短く、出血が2日以内で終わる場合に「過少月経」と呼ばれます。
これは月経異常の一種で、出血量が少ない「過少月経」をともなうことが多いので生理が来たことに気がつかないケースもあるほどです。
過少月経かどうかは基礎体温や出血量、エコー検査などで総合的に判断されます。

過少月経とは?

生理が始まると体調不良やわずらわしさで、「早く終わってほしい」と思いますよね。
しかし、生理がすぐに終われば楽かもしれませんが、あまりに量が少ないと「過少月経」の可能性があります。
そこで、今回は過少月経について原因や症状、治療法をご説明します!

エストロゲンには、卵胞を成長させて排卵を促したり、妊娠しやすいように子宮内膜を厚くしたりする働きがありますが、分泌量が減少するとこれらの働きが悪くなって出血が少なく、月経期間が短くなります。
症状が進行して無排卵月経になっている場合も、過少月経を引き起こすといわれます。

過度なストレスの影響で生理期間が短くなることはよくあります。
精神的・身体的に過度なストレスがかかると、女性ホルモンの「エストロゲン(卵胞ホルモン)」の分泌量が減少することがあります。

ストレス

甲状腺の病気

子宮が未発達

細菌に感染して子宮内膜炎にかかると、子宮内膜の発育が妨げられる場合があります。
子宮内膜の発育が悪いと、生理時に剥がれ落ちる量も少なくなるので出血量が少なくなって生理期間が短くなります。

子宮内膜炎などの後遺症

甲状腺から分泌されるホルモンはエストロゲンと一緒に卵胞の成長を促す作用があり、甲状腺に異常をもたらすバセドウ病や橋本病を発症すると過少月経になることがあります。

子宮が未発達の状態だと、きちんと子宮内膜が成長しないために生理が短くなりがちです。
月経が始まったばかりの思春期の女性に多く見られますが、20代前半の女性にも稀に起こります。
単純に成長が遅いだけなら時間が経てば改善しますが、子宮発育不全の可能性もあります。

更年期障害

加齢につれて卵巣の機能は低下するため、早い人では30代後半頃から更年期障害のような症状が現れ、それと同時に過少月経を起こすことがあります。閉経に向けて準備が始まるので、生理量が少なくなり、生理期間も短くなるからです。

不妊症の原因となる生理不順

生理不順に関わる不妊症の原因として、主に「排卵障害」と「黄体機能不全」があります。
過少月経の原因の多くは黄体機能不全だといわれています。

排卵障害

卵巣内で卵が育たなかったり、育っても排卵しない状態。
女性の不妊の約25%が排卵障害だといわれています。
生理周期が長い稀発月経が続いている場合は排卵障害の可能性があります。

黄体機能不全

生理周期が崩れる原因は、日頃のストレスが大きくかかわっています。
急激なダイエットなどによってホルモンバランスが乱れたりすることからも、卵巣機能の低下や黄体機能不全を起こします。

排卵後に卵胞は黄体と呼ばれるものに変化して、黄体ホルモンを大量に分泌しますが、
この黄体ホルモン分泌が弱いと子宮内膜が増殖しないので、
受精卵が着床障害を引き起こしたり流産を起こす可能性があります。
逆に生理周期が短い頻発月経が続いていたり、生理が2日以内、または8日以上の場合は黄体機能不全の可能性があります。

生理周期はこれらストレスなどの影響によってとても左右されやすいため、いつもは正常だけど今回だけ周期が乱れていたなんていう場合はとくに心配はいらないでしょう。
少なくとも3か月以上無月経だったり、酷い生理不順が続いているけど妊娠を望んでいる場合は早めに婦人科に相談することをオススメします。

過少月経の予防法

過少月経は放置すると不妊の原因になったり、早発閉経や重大な病気が隠れていることがあります。
正常と過少月経を繰り返す場合は、基本的にストレスや生活習慣が影響している場合が多いため、普段からストレスや疲れをためない生活を送ることが大切です。
次のようなことに注意しながら生活しましょう。

●定期的なストレス発散
●適度な運動
●疲れをためない
●規則正しい生活
●バランスのとれた食事
●冷えを避ける

治療法

過少月経の治療法は、原因によって異なってきます。
子宮の発育不全などが原因の器質性過少月経には、「カウフマン療法」と呼ばれるホルモン治療をおこないます。
子宮以外に原因があると考えられるとき、たとえば無排卵周期症には無月経の治療法のように排卵誘発剤の投与などで排卵を促す治療が行われます。

生理不順が起きている場合は、身体がストレスにさらされていることが多いんです。
食べ物、睡眠、運動などに気を配り身体をいたわってあげましょう!

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