2016.12.27 Tue 更新

赤ちゃんの座薬の使い方と注意点は?気になるポイントについてまとめました。

赤ちゃんや年齢が小さい子供は病院を受診した際、座薬を処方されることが多いです。 皆さんにも覚えがあるのではないでしょうか? 座薬とは肛門から挿入して使用する薬のことを指します。座薬は、薬の成分が腸から直接吸収されるため、飲み薬に比べて利きが早いという特徴があります。 今回は「赤ちゃんの座薬の使い方と注意点」についてご紹介します!

はじめて赤ちゃんに座薬を挿入するのは緊張して不安になるものです。
入れ方が分かっていたら緊張が少しでも紛れるかと思います。
赤ちゃんの座薬の入れ方は以下の通りです。

赤ちゃんの座薬の入れ方

座薬は熱が上がっている途中で使用しても、あまり効果は出ません。
座薬の効果が最も発揮されるのは、熱のピーク時に使用するときです。
症状や薬の種類によって使用限度回数や間隔は異なります。
処方された時点で、医師にしっかり確認しておいてくださいね。

「座薬」は肛門から挿入して使う薬です。
解熱剤や吐き気止め、抗けいれん薬、気管支拡張剤などが代表的ですね。
座薬は、上記で記述しているように、薬の成分が腸から直接吸収されるため、飲み薬に比べて利きが早いという特徴があります。

赤ちゃんの座薬

肛門へ挿入する

挿入する座薬は冷蔵保存が基本なので、使う直前に冷蔵庫から出すようにしましょう。
汚れた手ではなく、清潔な手で扱ってください。
座薬の先端にベビーオイルを塗ったりしてから使用すると、肛門に挿入しやすくなりますよ。

手を清潔にし、座薬の準備をする

まずは赤ちゃんの熱を測りましょう。
熱が下がらず、38.5℃以上の発熱が見られている、もしくは発熱のピーク時に座薬を使用するようにしてください。

赤ちゃんの熱を測る

座薬を使うときの注意点

入れた直後の座薬は出てきやすいので、1分間ほど肛門を押さえてください。
赤ちゃんが下痢気味のときや排尿が心配なときは、おむつの上から押さえるようにしてくださいね。

挿入後は肛門を押さえる

赤ちゃんを仰向けのオムツ替えの体勢にして、座薬を肛門の中へ入れましょう。
この時、少しずつ入れるのではなく、一気に入れるようにしてくださいね。

座薬で熱を下げると一時的に体は楽になりますが、体の中に入ったウイルスや細菌は弱まっていないので、座薬の効果が切れた頃にまた熱が上がることがあります。
赤ちゃんに熱があっても元気で食欲があり、水分がきちんと補給できていて呼吸・意識がともに正常で機嫌が良ければ座薬を使用しなくても大丈夫ですよ。

熱があってもすぐに使用しない

座薬は一時的に熱を下げるもので、病気を根本的に治すものではないということは理解しておいてくださいね。
座薬を使うときの注意点は以下の通りです。

座薬は必ず冷蔵庫で保管するようにしましょう。
使用する直前に冷蔵庫から出すようにしてくださいね。使う予定だから…と言って室内に置きっぱなしにするなど、常温に戻ってしまう行為は止めましょう。

保管方法

使用頻度はきちんとメモ

座薬にも種類があり、種類によって使用限度回数や間隔は異なります。
座薬を入れた時間はメモしておき、また再度使用する時間の目安にしてくださいね。

いかがでしたか?
赤ちゃんの機嫌や状態をよく見て、必要に応じて座薬を使用するようにしてくださいね。
座薬を挿入しても、熱が下がらないときや、上手に使用できないときは、小児科の医師に相談しましょう。

座薬は肛門から挿入するものなので、清潔な手で扱ってください。
使用する直前に手を洗って、きれいで清潔なタオルで拭くようにしてくださいね。
座薬を挿入した後は速やかに手を洗ってください。

衛生面に気をつける

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