大豆には女性ホルモンのエストロゲンと似た働きを持つ“イソフラボン”という物質が含まれています。
女性ホルモンが低下した場合に摂取するとホルモンの代わりに作用してくれます。
大豆製品を積極的に摂る
規則正しい食生活とは、1日3食をきちんと摂っていればいいというものではありません。
食べる量を腹八分目で抑え、栄養をバランスよく摂取することが大切です。
規則正しい食生活を心がける
ホルモンバランスを整える3つのポイント
日本人女性でホルモンバランスの崩れている方が非常に多くいんですって。
生理痛や月経前症候群などが約8割の女性にみられているのも、ホルモンバランスの乱れが原因であると考えられているようです。
ホルモンバランスの乱れは、内服薬によって治療をすることも可能です。
ですが、副作用が起こる可能性があるため、食事によってホルモンバランスを調整するほうが、リスクや危険性がほとんどなく、安全なので食事による調整が推奨されています。
今回は「女性ホルモンバランスを整える食べ物」についてご紹介します。
女性ホルモンに欠かせない食べ物
ビタミンB6、Eには女性ホルモンの分泌を促し、ホルモンバランスを整える働きがあります。
ビタミンB6には月経前症候群のさまざまな症状を和らげる働きもあるといわれています。
また、ビタミンEは血液循環を改善し、生理痛を和らげます。
ビタミンB群の一種であるパントテン酸はストレス緩和作用のある副腎皮質ホルモンの合成・促進に関与しています。
ビタミンを効果的に摂る
ただし、糖質が多いので食べ過ぎには注意しましょう。
肌の健康を保つアミノ酸や、肌細胞の再生を促すビタミンB6、むくみや便秘を予防するマグネシウムが豊富に含まれています。これらは、月経前の体調不良を緩和してくれる効果が!
特にビタミンB6は、女性ホルモンに有効ですので積極的に摂りましょう。
バナナ
どこでも入手できるし、食べ方もかんたんなのも嬉しい、女性ホルモンに欠かせない食べ物です。
女性ホルモンの分泌を正常にするには、バランスの良い食事を摂るのが基本ですが、体に良い食べ物の中でも、特に女性の美容と健康の強い味方になってくれるのが、次の食べ物です。
ヨーグルト
海草類
ただし、チーズなどのヨーグルト以外の乳製品は、腸内環境が悪化してしまう場合もあるので気をつけましょう。
ヨーグルトの乳酸菌は、腸の免疫力を上げ、腸内環境を良くするので排毒がスムーズに行われるようになります。
腸とホルモンバランスは、密接に関係しているので、こちらも積極的に摂りたいところ。
ただし、海藻に含まれるヨウ素を摂りすぎると逆に不調を招いてしまいますので、食べ過ぎにはくれぐれも注意しましょう。
海藻は、ビタミン・ミネラル・食物繊維の宝庫ですので、便秘やむくみを解消し、ホルモンバランスを整えてくれる効果があります。
また、体内でホルモンが正常に働くためには、ビタミンやミネラルが必ず必要ですので意識して摂るようにしましょう。
豆腐
ビタミンB6とビタミンCを積極的に摂取
女性ホルモンに良い食べ方
ただし、こちらも摂り過ぎると、かえってホルモンバランスを崩す恐れがあるので気をつけましょう。
大豆は良質なタンパク質、鉄分、マグネシウム、ビタミンB1、女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンが豊富に含まれています。豆腐150g(半丁)で、1日のイソフラボン必要摂取量を補えるほど優秀な食材。
納豆が苦手な方でも、サッパリ食べられるのでオススメです。
この症状を改善するには、牛や豚の赤身肉、魚の赤身、ピーナツなど、ビタミンB6を多く含む食べ物を摂ることをおすすめします。
また生理期にはビタミンCを積極的に摂ることも大切です。
レモン、キウイなどの酸味の強いフルーツなど多めに摂るように心掛けましょう。
女性は生理期になると血中のビタミンB6濃度が低下します。
これによって、生理中はイライラしたり、気分が落ち込むことがあります。
肉と魚の両方を食べる
魚には不飽和脂肪酸という成分が豊富で、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす働きがあります。
一方で、肉には女性ホルモンの分泌を促し、気持ちをリラックスさせるはたらきのあるセロトニンという神経伝達物質の原料となる物質が多く含まれています。
どちらも女性ホルモンの正常な分泌に欠かせないものなので、肉と魚の両方をバランス良く摂る食生活を心掛けてください。
毎朝必ず朝食を食べる
女性ホルモンの分泌には、自律神経が大きく関わっています。
自律神経が乱れていると女性ホルモンは活性化されません。
自律神経を正常に働かせるには、朝、交感神経のスイッチをオンにする必要があります。
そのためには、朝食を食べることが欠かせないのです。
朝、食べ物を噛むことで脳が活性化され、胃に食べ物が入ることで体全体の機能も活性化されます。
ひとくちでもいいので、朝は何かを食べることが大切です。
女性ホルモンに悪い食べ方
活性酸素の摂り過ぎはNG!
油で揚げてあるスナック菓子やファストフードのフライ食品には、活性酸素が多く含まれています。
活性酸素は体の代謝を低下させ、シミやシワなど肌の老化を招きます。
また、卵巣の細胞にもダメージを与え、ホルモンの分泌を低下させるおそれがあります。
食べ過ぎにはくれぐれも注意し、どうしても食べたい時はノンフライのものを選ぶようにしましょう。
.添加物の摂り過ぎはNG!
自分で料理をする時間がなく、コンビニで買ってきた食べ物で食事をすませてしまうことが多いと、保存料などの添加物の摂り過ぎになるおそれがあります。
添加物の摂り過ぎは肝臓を疲弊させ、ホルモン分泌を低下させるおそれがあります。
女性にとっても、トランス脂肪酸の摂り過ぎは大敵で、PMS症状を悪化させ、ホルモンバランスを乱すおそれがあることがわかっています。マーガリンなどを食べる時は、成分表示に気を付けましょう。
トランス脂肪酸とは、植物性油脂から作られる人工的な脂肪酸です。
摂り過ぎると、動脈硬化やアレルギーを引き起こす危険性があるので、アメリカでは含有量の表示が義務づけられています。
トランス脂肪酸の摂り過ぎはNG!
ホルモンバランスのために特にやめたいのが、ひとつの食べ物だけを食べる方法や、極端な糖質オフする方法です。
無理なダイエットは絶対NG!
女性ホルモンが正常に分泌されないと、美容や健康を害するだけでなく、妊娠や出産にも悪影響を与えてしまいます。
そのために大切なのが、食生活の見直しです。
女性ホルモンの分泌をサポートする食生活を心掛けることで、美容と健康の両方が手に入ります。
意識して健康的な生活を送りましょう!
卵巣から分泌される女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンは、2つがバランス良く分泌されることが大切です。
ところが、このような無理なことをするとバランスが乱れ、生理不順を招くおそれがあります。