おなかの張りが起こりやすい原因としては、次のような物があるといわれています。
何でおなかが張るの?
張っている状態だとおなかの外から触っても硬く、空気がパンパンに入ったボールのような感じだといわれています。
しかし個人差も大きく、押してもお腹がへこまないくらい硬かったり、キューっと突っ張るような感覚だったりしますので、普段から自分のおなかをよく観察して触って、張っていないおなかの状態を知っておくことも重要です。
おなかの赤ちゃんを守っている子宮は、通常柔らかく緩んだ状態で赤ちゃんを包み込んでいますが、何かしらの刺激を受けることで緊張してキューッと収縮して固くなることがあります。
これが「おなかの張り」です。
お腹が張るってどんな状態?
お腹の張りの対処法
しかし、妊娠中の身体は普段とは違うという事を忘れずに、できるだけ身体に負担を掛けないように過ごしましょう。
これらを見てもわかるように、身体に負担がかかっている時におなかの張りを感じやすいようです。
妊娠は病気ではありませんし、安定期以降はどんどん動いて下さいと指導されることもあるので、ついついやりがちなことですよね。
・長時間立ちっぱなし
・長時間歩く
・長時間同じ姿勢
・重めの家事や運動
・疲れがたまっている
・ストレスを感じている
・性行為
危険なおなかの張りって?
お腹の張りが納まってからもすぐに動き出すとまた張ってしまうこともありますので、しばらくは安静にして心と体を落ち着かせてから動き出すようにしましょう。
おなかの張りは筋肉の緊張なので、緊張をほぐすことを第一に考えて、体の力を抜いてリラックスすることを心がけましょう。
安静にしていて30分以内に張りが治まるような時には心配はいりません。
おなかの張りを感じた時には、とにかく無理をせず安静にすることが大切です。
一番いいのはゆっくり横になることですが、難しい場合には椅子に座って様子を見ましょう。
外出先などでベンチなど座る事が出来ない様な時には、まず動きをとめてゆっくりと深呼吸をして身体を落ち着かせましょう。
妊娠中期〜後期はおなかの張りを感じることも多いですが、ほとんどは安静にしておくと治まります。
しかし、中には切迫早産や常位胎盤早期剥離など、危険な状態のサインとして張りが出ることもあります。
最後に
このような症状があればかかりつけの産婦人科に相談をして指示を受けるようにしましょう。
また、短い時間の間に定期的に張りを感じるようなときは陣痛の可能性があり、早産などにつながる可能性もありますので、気になる症状があればすぐに医師に相談してください。
・安静にしていても30分以上張りが続く
・出血がある
・おりものに血が混ざっている
・息苦しさを感じる
・我慢できないほど痛みが強い
・下着が濡れる、何かが流れ出している感じがある
妊娠中のおなかの張りは心配ないものの事が多く、しばらく安静にしていれば治まります。
しかし、中には早産や赤ちゃんの命にかかわるような事もあります。
妊娠期間中は無理をせず、身体に負担がかからないように過ごしましょう。
また、張りを感じたらまずは身体を休ませて張りの状態をよく観察しましょう。
何か心配なことや以上を感じたら、すぐに医師に相談sルウ用にしてくださいね。