苦味の少ない野菜から慣らしていく
これは野菜を食べて経験し続けることによって、食べても大丈夫、美味しいものだと感じるようになります。
しかし、嫌いだから食べてもらえなければどうしようもありませんよね。
どうやって解消していけば良いのでしょうか、4つの方法をご紹介します。
これは本能的なもので、「苦いものは毒」「酸味は腐っているもの」と判断するように人間の体はできているようです。
野菜の多くは、特に生のままだと苦味や酸味があるので野菜が苦手な子供が多いのです。
そもそもなぜ子供は野菜の好き嫌いがあるのでしょうか。
子供は大人よりも「苦味」「酸味」の味覚センサーが敏感です。
なんで子供は野菜が嫌いなの?
食材に混ぜて、徐々に大きくしていく
子供が嫌っている野菜を親である自分がとても美味しそうに食べてみましょう。
幼い内は、他の人が美味しそうに食べているものが美味しそうに見えるようです。
美味しくなさそう、という先入観が無ければ食べられるという子供も多いようです。
親が美味しそうに食べる
一旦これらの野菜はおいておき、キャベツ、ブロッコリー、リーフレタスやニンジンなど苦味の少ない野菜から徐々に慣らしていきましょう。
サラダや生野菜などでは、ドレッシングを複数用意しておき、「どの味が美味しいかな?」と味見感覚で選ばせて食べると子供も楽しんでくれます。
ドレッシングのかけすぎには注意してくださいね。
まず、子供にもよりますが嫌いな野菜の代表格にはどんなものがあるでしょうか。
ピーマン、ほうれん草、トマト、しいたけ、なす、などなど野菜に独特の苦味や渋みがあるものが多いです。
トマトに関しては酸味や、中のドロっとしたタネの感触が嫌いなことも。
子供に包丁を持たせるのは危険ですが、混ぜたり、丸めたりして自分で作った形のものは食べることができる子供は多いようです。
自分で作ったという自信や楽しさから、これは食べられる、美味しいと思ってくれるのかもしれません。
子供と一緒に料理を作る
これはよくある手法ですが、ハンバーグやつみれなど、野菜がなるべく見えないようなメニューに細かく刻んで入れるという方法です。
野菜が見えているとそれだけで食べてくれなかったりもしますが、少しずつ慣らしていければ、餃子や焼きそば、オムレツなどの料理に細かく入れた野菜は食べてくれるようになります。
嫌いな野菜を食べた時は、ちゃんと褒めてあげて食べられるという自信をつけさせることも大事ですよ。
さいごに
野菜嫌いは、なかなか克服できないこともあれば、少しの工夫で今まで食べれなかったものが大好きになったりもします。
野菜嫌いは、成長とともに自然と克服してくれることもあります。
最初から諦めるのはもったいないですが、どうしてもダメならしばらく時間を置いてみるというのも手かもしれませんよ。