つわりになると、食欲がなくなってしまう場合があります。
また、好みも変わりますので、食に関しては本当に大変な思いをする人が多いです。
つわりの影響で食が細くなると、睡眠時間も短くなることがあり、夜中に目が覚めてしまうことも増えるでしょう。
その分、昼間に眠くなってしまい、もし昼寝をしてしまうと、夜が眠れなくなり、生活が逆転してしまう可能性もあります。
そうならない為には、夜にしっかりと眠れる環境を作る事が大切です。
つわりによる睡眠不足
妊娠中は体力の消耗が早く、回復にも少し時間がかかります。
働く女性が多い今の世の中で、疲れが蓄積してもなかなか休憩できない、言い出せない人は多いと思います。
ですが、妊娠中は回復が遅く、体力の消耗も早い事を自覚することが大切です。無理は一番いけません。
疲労からくる睡眠不足
妊娠中の睡眠不足の原因について
頻尿からくる睡眠不足
妊娠中は日に日にお腹は大きくなっていきますよね。
他にも、足がむくんだりして、それにより夜中に目が覚めてしまうことがあります。
ですので、そういった時は昼間に疲れを軽減させるよう、マッサージや適度な運動、ゆっくりと入浴などするようにしましょう。
張りや浮腫による睡眠不足
妊娠中はホルモンバランスの影響で、情緒が不安定になりがちです。
また、デリケートにもなりますので、些細なことで感情が入り交じってしまいます。
特に初産の人は余計にそれを感じるかもしれません。
他にも、自分の体の変化によりストレスを感じたり、精神的な影響が出たりと、人それぞれです。そういったことが情緒不安定にさせ、寝付けなくしてしまうのです。
情緒不安定による睡眠不足
では肝心の、睡眠不足による胎児への影響についてはどうでしょうか。
結論から言うと、胎児への影響はありません。
なぜなら、胎児は別の命で、別々の個体としてしっかりと生きているからです。
睡眠不足による胎児への影響
今まで頻尿とは無縁の人でも、妊娠すると頻尿になるケースがあります。
妊娠初期には子宮が大きくなり、膀胱を刺激しますので、尿意を感じ、トイレが近くなるようです。
その為、睡眠中もぐっすりと眠れないという夜が続きます。
眠る前はなるべく水分をとりすぎないようにしましょう。
特にコーヒーやお茶など、利尿作用のあるものは、避けたほうがよいでしょう。
さらに言うならば、胎児は自分のペースで睡眠をとっていますので、母体が眠っていようが起きていようが、関係ないんです。
ただ、だからと言って不規則な生活が許されるかと言えば、そうではありません。
やはり胎児がしっかりと丈夫に育つ為には、母体が健康でゆっくりと休める時間があり、胎児へエネルギーを十分に送れる状況が一番です。
ですので、睡眠をしっかりととることは胎児にとっても、非常に大事だと言えます。