2017.02.13 Mon 更新

赤ちゃんの耳掃除のやり方!安全かつキレイにするコツとは

赤ちゃんのニオイってミルクっぽいというか、とてもいい香りがしますよね。しかし、いつものように抱っこして頭を抱えてみると、耳から異様なニオイがして病気なのでは?と心配してしまったことはありませんか?これは耳垢が溜まっていることが原因なことが多いですが、今回はそんな赤ちゃんの耳掃除のためのコツをご紹介します。

赤ちゃんの耳掃除のやり方

もし赤ちゃんに湿疹の症状がなくても、赤ちゃんの耳から黄色っぽい耳垢や、ドロっとした黄色の液体が出てきたときは中耳炎にかかっている可能性があります。
風邪をきっかけに中耳炎を発症することもあり、鼻の中にたまった風邪の菌やウイルスが耳管を通って耳に到達することが原因です。
赤ちゃんは中耳炎になりがちなので、このような症状がみられた場合は小児科、耳鼻科へ行きましょう。

もしくは、耳垢ではなく、アレルギー皮膚炎の可能性も考えられます。
アトピーとも呼ばれますが、皮膚の柔らかい耳や顔、手足などに赤い湿疹があり、かゆみから掻いてしまうと浸出液が出てきます。
この浸出液がニオイの原因となっている場合もあります。
今までアレルギーがなかった赤ちゃんでも、花粉やハウスダストが原因で発症することがあるので、赤ちゃんの体に湿疹があったり、耳を痒そうに掻いていたら、皮膚科で一度見てもらうことをおすすめします。

赤ちゃんの耳から異臭がするときは耳垢が原因であることがほとんどです。
耳垢は、耳の中の細胞が古くなり剥がれ落ちるものが溜まっていくものですが、そこにホコリやゴミが付着し、大きくなっていきます。
赤ちゃんの場合は、そこに涙やよだれなどが合わさり、適度に湿っているのが原因でニオイの元となってしまうのです。
その上、新陳代謝がとても活発で体温も高いため、耳垢が溜まっていく速度も早いです。

赤ちゃんの耳のニオイの原因

特に起きている赤ちゃんは突然頭を振ったりなど予想できない動きをすることがあるので、慣れない内は大人用綿棒から初めてみると良いですよ。

大人用の綿棒は太いので耳の奥までは入りませんが、赤ちゃんの耳垢というのは基本的に掃除しなくても自然と体外へ排出されます。
大人用の綿棒で届く範囲でも十分効果はあるのです。

まず、大人用の綿棒とベビーオイルを用意しましょう。
赤ちゃん用の綿棒を持っている方も多いと思いますが、赤ちゃん用の綿棒は細いので耳の奥まで入ってしまい、万が一の時が怖いです。

赤ちゃんがアトピーや中耳炎ではなかった場合、耳垢は掃除すればニオイも取れますが、初めて耳掃除をする時は、どのくらいまで綿棒を突っ込んでいいのか怖くなりますよね。
そんな時のおすすめ方法のご紹介です。

赤ちゃんが嫌がるようなら、無理に続けようとせずに、また時間を置いて機嫌が良い時に試してみてくださいね。
無理やり続けようとすると、赤ちゃんが耳掃除そのものを怖がり、毎回暴れるようになってしまいかねません。

そして赤ちゃんの耳の穴の中を掃除する時は、赤ちゃんの頭を動かないように支えつつ、綿棒の綿がついているところまでを入れるつもりで優しくこすって掃除しましょう。
赤ちゃんは耳の穴の入り口から鼓膜までの距離が大人と比べても短いので、あまり奥まで突っ込まないようにしてください。

耳掃除をする時は、綿棒の先から3分の1くらいの位置を持ち、ベビーオイルを滴らない程度につけてください。
そして耳の穴の外側から掃除を始めましょう。
汚れているように見えなくても、意外と汚れが取れたりします。
強くこすりすぎては、赤ちゃんの肌を傷つけてしまうので優しく撫でるように心がけてくださいね。

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