2017.02.19 Sun 更新

子供の花粉症は年々増加している!?花粉症対策は大丈夫?

子供の花粉症患者は年々増加していると言われています。目や鼻を真っ赤にさせて鼻水がズルズルと出ているのは可哀想ですが子供はマスクや目薬などは嫌がりますよね。それでもなんとかしてあげたいのが親心。無理しない範囲で花粉症対策を始めましょう。

花粉症対策はどうしたら?

大人の花粉症の場合、鼻水は水っぽくサラサラで流れ出すような感じですが、子供の場合は鼻水がネバネバして鼻の穴が小さいために詰まっていることが多いです。
ただの鼻かぜだと思っていたら花粉症だった、ということは良くあります。
また、目のかゆみは充血がひどいと、子供はゴシゴシと目をこすってしまうので、炎症を起こしやすくなります。
目をこするだけでなく、目やにが多かったり、瞬きが多く涙が出ているような、いつもと違う行動を取っている場合は花粉症の検査をしてもらうことをおすすめします。

子供が小さいうちは、花粉症だったとしても自分でそれをうまく説明することができず、親も気づかないケースも多いです。
さらに、子供の花粉症は大人の花粉症とは少し違うので注意が必要です。

子供の花粉症発症率は年々増加していっています。
主に発症するとしても2歳頃と言われていますが、中には0歳から花粉症になってしまう赤ちゃんも。

花粉症の症状のサイン

子供の体調が良くない時は小児内科を受診することが多いですが、花粉症の時は大人と同じように耳鼻咽頭科でも大丈夫です。
小児科は子供の病気を総合的に診てくれますが、医師によっては耳鼻咽頭科の方が詳しい検査や治療を行ってくれることも。
子供の花粉症は他の通年性アレルギー性鼻炎を併発しているケースもあります。
医師と相談しながら治療していきましょう。

花粉症を発症した時はどこを受診する?

目がかゆくても、目薬が苦手な子供は多いですよね。
目薬をさそうとしても目をつぶってしまってなかなか点眼できない時は、ノンアルコールのウェットティッシュがオススメです。
これで目の周りや顔を軽く押さえるように拭くとかゆみを抑えることができますよ。

花粉症は晴れた日の午後に多く飛散します。
マスクの着用が一番ですが、嫌がってつけてくれない時は、ツバの広い帽子を被る、花粉を防ぐスプレーをするなどの対策を取りましょう。
外で遊ぶ時は午前中にし、帰ってきたら手洗いうがい、そして服にも付着しているので、着替えるようにしましょう。
特にセーターやフリースなどの生地素材は花粉がよくくっつきます。

花粉症対策の基本は大人と同じく「できる限り花粉との接触を避けること」です。
花粉が多い季節は幼稚園や学校へ通う間も目や鼻に花粉が入らないように守ってあげましょう。
活発で元気な子供は外出中の行動範囲が広くなり花粉への警戒心が薄くなります。
外出する前にマスクを付ける習慣を覚えさせることから始めましょう。

子供がいったん花粉症を発症してしまうと、完治する確率は非常に少ないです。
大人の花粉症と同じように生活習慣の中で花粉による影響を減らすことが症状緩和につながります。
子供の鼻炎薬は薬局やドラッグストアでも販売されていますが、最初から花粉症だと決めつけて市販薬を使うのはおすすめできません。
まずは専門の医師に診察してもらい、相談しながら治療法と緩和対策を見つけていきましょう。

おわりに

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