素材を選ぶ
布団の場合ですと、冬場など寒い時にわざわざベッドから出なくてもそのまま授乳できたり、添い寝が楽といったメリットがあります。
特に1ヶ月健診前の床上げ前までの時期では便利ですよ。
すでに兄弟姉妹がいる場合や、ペットを飼っている家庭、もしくはママが腰痛持ちだったりすると、ベッドの方がおすすめです。ベッドの方がおむつ交換はが楽ですし、ペットや兄弟との接触事故を防げるようになります。
赤ちゃんが生まれる前後、家の中で赤ちゃんをどこに寝かせるか、ベッドにするか布団にするか、色々と悩みますよね。
布団やベッドを置く場所や、日中や夜寝る時の場所によってもどちらがいいかは変わってきます。
赤ちゃん用のベッド?それとも
上に掛ける寝具は温度調整できるように
基本的に寝るところは少し硬めにした方が良いでしょう。
また、ミルクを吐いたり、うんちやおしっこで汚れやすいので、バスタオルを敷いておくと掃除の手間が少なくなって便利ですよ。
布団にしてもベッドにしても、下に敷く部分は四季を通じてマットレスと防水シート、その上にシーツを敷き、さらにバスタオルを敷きましょう。
赤ちゃんが寝返りができるようになると、敷布団が柔らかい場合に窒息する可能性がでてきます。
多くの赤ちゃん向けに販売されているセットの組布団は新生児の赤ちゃんにとっては重たいものです。
力のない赤ちゃんにとってはかさばり、身動きしずらいので少し大きくなってからの使用が理想的です。
赤ちゃんに直接触れる寝具は、綿素材のバスタオルやおくるみが原則です。
直接毛布などをかける場合でもガーゼなどでカバーするとよいでしょう。
冬場でも暖房で部屋全体を温めておけば、たくさん布団を掛けなくても大丈夫です。
また逆に夏場でも冷房を効かせている環境であれば、足や手が冷えないようにバスタオルで覆うことも考えましょう。
上に掛けるものは、春と秋はバスタオルと毛布、夏はスポーツタオル1でお腹が出ないように羽織るだけで大丈夫です。
夏場は汗を発散させやすい素地のものを選ぶと良いでしょう。
冬場はバスタオルに毛布と布団のセットが基本です。
・春/秋の場合:バスタオル1枚+毛布
・夏:スポーツタオル1枚、もしくはガーゼケット1枚
・冬:バスタオル1枚+毛布+布団
赤ちゃんの上に掛ける布団は、季節に応じて調整しましょう。
赤ちゃんにとって快適な温度は18~24度、湿度は60%と言われていますが、必ずしもその通りにならなくても大丈夫。
赤ちゃんの足が冷たくないか触ったり、首の後ろに指を入れて汗ばんでいないかなど、ママの体感で判断するようにしましょう。
ドーナツ枕は頭の向き癖予防に人気がありますが、頭がすっぽりとはまり、赤ちゃんが頭を左右に動かしにくくなります。
不衛生になりやすい、首に汗疹ができやすいということもあり、必ずしも必要なものではありません。
フェイスタオルなどを四つ折りにして枕代わりにし、毎日交換した方が、清潔な状態を保ちやすいですよ。