2016.03.14 Mon 更新

たかが便秘と甘く見ないで!妊娠初期の便秘が赤ちゃんとママに与える影響についてまとめ

妊娠初期に悩まされる人の多い「便秘」ですが、たかが便秘と甘く考えていませんか?毎日スッキリ出ないということは、体の中に不要な毒素を貯めこんでしまっているということ…赤ちゃんにもママにも悪い影響を与えてしまうことがあるのです…そこで、妊娠初期の便秘についてまとめてみましたので、日々の便秘解消のために役立ててみてください。

赤ちゃんがいる胎内は無菌状態なので、胎外からの影響は受けにくいんです!
栄養もへその緒から直接取り入れてますし、その栄養分の中には、胎外に出たときに雑菌から守る抗体も含んでいます。
胎内で成長している段階は安全性も高いので、それほど心配する必要はありません。

ですが、実際のところはほとんど影響ないと言われています。

妊娠中に便秘が続くと「赤ちゃんに悪影響があるかも…と、不安になりませんか?
腸に悪玉菌を溜めこんでいるので、決して良い状態とは言えません。
その近くにいる赤ちゃんには負担がかかりそうな気がしますよね。

赤ちゃんへの影響は?

妊娠中に悩まされる症状の一つに「便秘」があります。
便秘がひどくなる事で「痔」になってしまい、便秘と痔で悩まされているママも多いようです。
便秘はとても辛いもの。
普段は便秘じゃないのに妊娠した途端に便秘になられる方も多いので、普段では分からなかった便秘のストレスに負けそうになる方もいるでしょう…。
薬を飲んで解決しようと思っても、赤ちゃんへの影響を心配して、飲むこともできないし、いきむのも不安になりますよね。
今回は「便秘が与える赤ちゃんへの悪影響」についてご紹介します。

このことを立証する研究がフィンランドで行なわれましたが、90組のママと生後3ヶ月の赤ちゃんの便を調べた結果、75%の親子で共通のビフィズス菌をもっていることが判明しました。
100%ではありませんが、かなりの程度ママの腸内環境が出生後の赤ちゃんに対して影響を与えていることが分かります。

実は、このときにママの産道に棲息している細菌は、腸内細菌と類似しており、それがそのまま赤ちゃんの腸内環境を形成する可能性が高いようです。
また出産時にママが出す便にも、多くの腸内細菌が含まれており、赤ちゃんはそこからも菌を取り込みます。
結果的に、生まれてくる赤ちゃんは出産時のママの腸内環境を引き継いでいる可能性が高いということです。

影響がないのは赤ちゃんがお腹の中にいるときの話です。
出産の時になると赤ちゃんの体は一気に細菌を浴びるようになります。
自然分娩の場合には、胎児はママの産道を通りながら、そこに存在する細菌を口から取り込んでいくのです。

でもそれはお腹の中の話

ママにとっては、肌荒れや冷え、疲労やむくみ、肩こりや腰痛などの原因ともなります。
その悪い腸内環境がそのまま赤ちゃんに引き継がれると、出生後の赤ちゃんは便秘や下痢になりやすくなったり、免疫力の低下につながることがあるそうです。
赤ちゃんの便秘で夜も眠れないほど深刻に悩んでいるママたちはとても多く、便秘はそれほど親子に心痛を与えるものになります。
またアトピー性皮膚炎など子どものアレルギー症状も腸内環境が整っていないことと深い関係があると言われています。

便秘が続いている時の妊婦さんの腸内環境はとても悪い状態です。
腸内細菌には、健康に有益な善玉菌と健康に有害な悪玉菌とが存在することはご存知かもしれません。
便秘が続くほどに悪玉菌が優勢になり、これは腸の内容物を腐敗発酵させて、発ガン物質を発生させることで知られています。

悪い腸内環境が受け継がれるとどうなる?

帝王切開による出産の場合は、赤ちゃんが産道を通らないので、お母さんの腸内細菌の影響は受けないです。
赤ちゃんに初めて触れた女性の菌の影響を受けると言われます。
生後の生活環境により腸内環境が変わるので、食生活に注意したいですね。

帝王切開の場合は違う!

生まれてくる赤ちゃんに元気に育ってほしいからこそ、腸内環境が引き継がれる出産時までにはできるだけ便秘を改善し、理想の腸内環境をつくっておきたいですね。

まずは、お母さんの体内環境を良くする! 生後、赤ちゃんの腸内環境は善玉菌が多いとはい

できるだけ早く妊娠を目指すのであれば、排卵検査薬は必需品と言っても過言ではないです!
妊娠率を高められる方法として、不妊治療のクリニックでもよく最初に勧められる方法です。
タイミングを見計らっても妊娠できないようなら不妊の可能性を疑って早めに検査を受けることもできます。
排卵検査薬にも色々な種類がありますので、自分にあったものを見つけて妊娠に向けた第一歩を踏み出してくださいね。

つわりがきつくて食べられない方は、便秘用のサプリメント・お茶など、摂取しやすく効果的なものがオススメです。
吐き過ぎると体内の水分や塩分が不足してしまいます。
水分不足は便が固くなり、便秘を引き起こす可能性もあるので、水分だけは忘れずに摂取されてくださいね

生後、赤ちゃんの腸内環境は善玉菌が多いとはいえ、自然分娩ではママの腸内細菌の影響を受けます。
赤ちゃんの悪玉菌を少なくするためにも、妊娠中は腸内環境を整える努力も必要です!
運動や規則正しい生活習慣はもちろんのこと、食事には繊維質の多い野菜や果物、ヨーグルト、オリゴ糖を取り入れてください。

妊娠初期の便秘の期間は人それぞれで、便秘になる原因はホルモンやつわり等も関係しますが精神的なものも大いに関係してきます。
いきんだら赤ちゃんが出てきてしまうのでは?等の不安を抱えて更に便秘を悪化させるよりも、病院で相談してスッキリ便秘を解消し、快適なマタニティライフを送りましょう。

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