大人と子供での脳の使い方
ですので、3歳までの成長期に色んな刺激を与ることで、その経験を積んだ数により脳神経細胞の発達数が定まり、その後の成長ペースがきまります。
かといって、無理に色んな習い事等を詰め込ませるのは逆効果です。
あくまで子供が自ら興味を示したものなどを。のびのびとやらせてあげることが一番です。何事も楽しんですることが大事です。
また、子供は3歳までに急激に脳が発達します。
3歳までに約80%は形成されると言われています。
そこから先は、約4歳〜7歳までの時期に1度、脳神経細胞の数が減り、その後約10歳頃までに情報伝達の回路が発達します。
子供の時の学習能力で1番気になるのが、言葉を覚えることだとだと思います。
最近よく英語は幼い頃から覚えておいた方が良いということを聞きますが、それは本当で、大人になってから覚えようとすると、かなりの時間がかかります。
学習能力について
脳の機能
実は3歳までは右脳を優先的に動かしていて、大人になるに連れて左脳を動かすようになっています。
ですので、冒頭で述べたように大人になって英語を覚えようとしても、左脳を動かしているので、苦戦しますが、子供は右脳を動かしているので、イメージとして言葉を捉えているので、吸収が早いんですね。
基本的に右脳は、イメージや直感力、視覚記憶、無意識下などを司っています。
左脳は理論、言語理解、学習記憶などを司っています。脳は1つでありながら、右と左で使い分けているんです。
脳は、右脳、左脳によって使い方が違うのはご存知だと思います。
よく聞くのが、”右脳型の思考”や”左脳型の人”などの表現ですが、では具体的に右脳、左脳でどのように違うのか見ていきましょう。
発達段階に合わせた経験が大事
そこで子供が不安や恐怖を覚えてしまったら悪循環ですし、今後も余計収集がつかないなんてことにもなりかねません。
そこを理解した上で、成長に従い温かく見守ってあげましょう。
もちろん大人は、右脳は右脳を使って先のことを想像し結果を推測したりするので、そういったことはありませんよね。
その結果、大人は先が想像できているけれど、子供はできないので、親が怒っている理由が分からない、ということにも繋がります。
左脳を中心に動かしている子供は言語習得の面で、優位に感じますが、この左脳中心がある意味で子供らしさの原因でもあるんです。
なぜなら、左脳で物事を捉えている子供は未来を想像することが難しい為、急がなければいけない場面などでもその因果関係が分からないということに繋がるのです。
大人と子供で脳の使い方が違うというのは、意外と知らなかった方が多いのではないでしょうか。
1番大事なのは3歳まで色んな刺激を与えてあげるということです。
子供の脳の使い方を少しでも理解することで、親としての接し方も変わってくると思います。
こちらの都合でなんでもかんでも頭ごなしに怒ったりしている方がいれば、それはすぐに止めてくださいね。
発達段階を理解してあげることが、子供にも親にも必要なことかもしれませんね。
そうすることで成長していく上で脳の発達にも影響を与えますので、積極的に刺激を与えてあげましょう。
結果的に子供の可能性を伸ばしてあげることに繋がりますよ!