2017.03.29 Wed 更新

帝王切開での出産。悪露は出る?量は?いつまで続くの?

何かしらの原因で経膣分娩を行うのが難しいと判断された時には、医師の判断によって帝王切開が行われます。 経膣分娩と帝王切開では出産方法だけでなく、産後の回復時期にも違いがあります。 その1つとして産後子宮から排出さ荒れる「悪露」がありますが、どのように違うのでしょうか? 今回は帝王切開後の悪露の様子やいつまで続くかなどをまとめましたので、参考にしてみてください。

帝王切開でも悪露は出るの?

経膣分娩の場合には、産後すぐから悪露が出始め、産後1ヶ月頃にはほとんどが治まると言われています。

出産後に子宮から排出される分泌物を「悪露」と言います。
妊娠期間中に赤ちゃんの成長にあわせて大きくなっていた子宮も、産後に本のサイズに戻ろうとして収縮します。
これを子宮復古と呼び、その際に不要な胎盤の残りや卵膜、子宮内膜、血液、リンパ液などが排出されるのです。

そもそも悪露ってどんなものなの?

帝王切開の場合は、子宮を切開して赤ちゃんを取り出します。
その際、子宮内に残っている胎盤なども吸引して取り除くので、経膣分娩の場合に比べると産後に子宮内に残っているものは多くありません。

帝王切開だと悪露の量は少ないの?

しかし、産後に子宮復古が起こるのは同じで、その際に帝王切開時の処置で取り切れなかった細かい卵膜や血液・体液など子宮内に残っているものが悪露として排出されます。

悪露の原因は子宮内に残った胎盤などの組織だとお伝えしましたが、帝王切開の場合は赤ちゃんを取り出した後に子宮内に残った胎盤などはほとんど取り除かれるため、悪露の量は経膣分娩に比べると少なくなります。
しかし、子宮壁を切開しているのでその傷が治るまでは体液などが分泌され続け悪露として排出されるので、悪露が出る期間が長引くこともあります。

経膣分娩の場合産後1ヶ月位で悪露が治まることが多いですが、帝王切開の場合には産後2ヶ月程度まで続くこともあります。
この悪露の量や時期に関しては個人差もあるので一概には言えませんが、帝王切開の場合には「量は少ないけど長く続く」と考えておいていいでしょう。

悪露が全く出ないこともある?

経膣分娩でも帝王切開でも悪露の出る量や時期には個人差があります。
しかし、全く悪露が出ないという時には、子宮内にたまった状態で排出されていないケースもあります。

この場合は注意が必要で、悪露がうまく排出されない場合には吸引などの処置が必要になりますので、産後に悪露が全く出ない場合には1ヶ月検診の時や、気になった段階で産婦人科で相談するようにしましょう。

何か異常を感じたら病院を受診

産後の悪露の状態は、子宮の回復状態を知るための目安にもなります。
なので、日頃からよく観察して状態の変化を確認しておくようにしましょう。

・いつまでも鮮血が続く
・激しい痛みを感じる
・痛みが続く
・量が増えている
・塊のようなものが出た

上記のような変化がある時や異変を感じた時には、早めに病院を受診をするようにしましょう。
これ以外にも、悪臭や微熱などの変化がある場合にも何かしらのトラブルが起こっている可能性がありますので、念のため医師に相談しておくと安心です。

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