それぞれの会社によってサービス内容は異なりますが、一般的には次のようなサービスを受けられることがほとんどです。
陣痛タクシーのサービス内容は?
事前に登録しているからと行って、陣痛時に必ず利用しないと行けないというものではありません。
また、利用しなかったからと言って、キャンセル料などが発生することもないので、自分1人で病院に行かないといけない時に備えて、陣痛タクシーの利用を検討してみるのがオススメです。
事前に出産予定の病院、出産予定日、自宅の住所や電話番号などを登録しておくと、陣痛が始まった時に優先的に廃車してくれるサービスをいわゆる「陣痛タクシー」と呼びます。
タクシー会社などによってサービス名が変わることがあり、「マタニティタクシー」「プレママタクシー」などと言った名前で、全国のタクシー会社で陣痛タクシーのサービスが用意されています。
陣痛タクシーって何?
シートも心配なし
陣痛はいつ始まるかわからないものなので、いざ陣痛が始まった時に陣痛タクシーの受付時間外だったらどうしようと考えてしまうかもしれません。
しかし、ほとんどのタクシー会社が365日24時間営業しており、陣痛タクシーも24時間対応してくれますので、もし夜中や早朝などに急に陣痛が始まったときでも安心です。
いつでもOK
陣痛タクシーの登録料は基本的に無料で、実際に利用した時の料金も通常のタクシーを利用する料金と同じことがほとんどです。
特別な料金がかかるのではないかと思う方もいるかもしれまえんが、「メーター料金+送迎料金」で利用することが出来るので、自宅から病院までの大体の目安も付けやすいですよね。
料金
ドライバー教育
陣痛時には痛みに耐えながらの移動となるので、細かいことには気がまわらないこともあります。
病院に到着した時に支払いが困難な場合もあるかと思いますが、陣痛タクシーには自宅の情報などが登録されているので、後払いでも対応してくれることがあります。
でも、通常は降車時に支払いをすることが前提なので、入院準備の時に大体の目安を付けてタクシー代をバッグに入れておくと安心ですね。
後払いでも利用できることがある
破水している状態で陣痛タクシーを利用したり車内で破水したりといった状況も想定して、座席に防水シートなどを用意してくれていることが多いです。
また、万が一座席を汚してしまったとしてもクリーニング代などを請求されることは殆どありませんので心配はいりませんが、念のため登録時などに確認してくと安心です。
タクシー会社によっては、産師や医師から陣痛時の対応について講習を受けている専任ドライバーが常在していることがあります。
全ての会社にいるということではありませんが、陣痛タクシーの需要の高まりにあわせて多くの会社が取り入れているようです。
陣痛タクシーをりようするには、事前の登録が必要です。
登録完了までにかかる時間も長い場合では2週間程度かかることもありますし、予定日まで日があっても陣痛が起こることもありますので、早めに登録しておくのがオススメです。
会社によっても異なりますが、基本的には以下のような情報を登録します。
どうやって使うの?
実際に利用する時には、次のような流れになります。
・名前
・出産予定日
・電話番号
・お迎え場所(数カ所登録可能なこともある)
・出産予定の病院
1.陣痛を感じたら病院に連絡して指示を受ける
2.病院に来るように指示されたら陣痛タクシーに連絡
3.お迎えまでに荷物などを用意する
4.迎えのタクシーに乗って病院に迎う
出産は陣痛から始まるものだけでなく、破水からはじまることもあります。
破水時にはまず病院に状況を伝えるようにしましょう。
出血や痛みが激しい時には、タクシーでの移動ではなく、救急車の手配が必要なこともあるからです。
まとめ
破水していない状態で陣痛タクシーを呼んでも、いつ破水が起こるかわかりませんので、大きめのバスタオルやレジャーシートなどをあらかじめ準備しておき持っていくと安心です。
タクシーでの移動が可能な場合には陣痛タクシーに連絡をしましょう。
多くのタクシー会社では破水時にも利用することができますが、会社によっては破水している状態での乗車を断られることもありますので、登録時などに確認しておきましょう。
初めての出産なら、いざ陣痛が起こった時に慌ててしまう事も考えられます。
事前にどういう順番で何をするのかなどをメモなどにまとめて目につくところに張っておくと、落ち着いて行動することができます。
陣痛タクシーも前もって登録しておき、携帯電話などに番号を登録しておくと、すぐに連絡することができます。
自分が連絡できないこともあるかもしれないので、家族にも番号を伝えておくようにしましょう。