2017.05.15 Mon 更新

赤ちゃんも便秘になる!?月齢別のうんちがでない原因についてのまとめ。

赤ちゃんの成長と共に、うんちにも変化が出ます。うんちの回数が減っていくと、便秘を疑うこともあると思います。赤ちゃんの便秘は、ミルクや離乳食など食べるものとの関係が深く、それは月齢によっても原因が異なってきます。そこでここでは、赤ちゃんの便秘症状と、月齢別での解消法についてまとめてみましたので、是非参考にしていただければ幸いです。

このような症状が見受けられる時は便秘の可能性が高いです。よく様子を見て、便秘かどうか見極めましょう。

・3〜5日以上うんちがでない
・うんちが少量しか出ず、硬い
・ミルクやご飯をあまり食べない
・泣き続けたり、終始機嫌が悪い
・お腹が張っている

赤ちゃんに便秘症状がみられることは、決して珍しいことではありません。
元気で食欲もあり、スムーズにうんちが出るようであれば、1〜2日出なくてもそれがその子のペースということですので、問題はありません。
しかし、便秘の症状が見受けられる場合はしっかりと解消してあげましょう。
以下に症状をまとめてみましたので、ご覧ください。

赤ちゃんの便秘症状について

新生児・生後1〜4ヶ月の赤ちゃんの便秘の原因と解消法

生後5〜8ヶ月の赤ちゃんの便秘の原因と解消法

足を持つと嫌がるようでしたら、肛門の上のあたりを指で押したり、軽く叩いたりしてあげましょう。
お尻を刺激してあげることでも効果が見られる場合があります。

お腹の他に、足のマッサージという方法もあります。
赤ちゃんの腿とヒザで赤ちゃんのお腹を押すようにマッサージします。
赤ちゃんを仰向けに寝かせて、両足首を優しく持ってあげて交互に動かし、腸の働きを促します。

また、お腹が張っていて苦しそうな場合は、マッサージでの対策をオススメします。
お腹を時計回りにゆっくりと撫でてあげましょう。
その際、指先を使わずに3本〜4本の指先と手のひら全体で優しく撫でるようにしましょう。
一ヶ所をさすってあげながら、お腹に円を描くようにしてあげると効果的です。

この時期の赤ちゃんの便秘は、腸の発達の影響や、授乳回数が減ることによるものが多く、便秘というよりは、排便のペースの変化だと言えます。
しかし、まれに母乳の量が極端に足りなくて便の回数が減ったり、完全にミルクで育てている赤ちゃんの場合は、消化に時間がかかって便秘がちになることがあります。
体重が増えないなどの母乳不足が疑われる場合は、医師や保健師に相談し、ミルクの量を調節していきましょう。
便秘解消効果のある粉ミルク等もありますので、一度種類を変えて様子を見てみるのも良いかもしれませんね。

様子をこまめにチェック

いざ排便となった時に、苦しそうだったり、うんちが硬い場合には、様子を見ながら水分を多めに与えてあげましょう。
白湯を与えるのも効果的です。
また、ヨーグルトなど乳酸菌を多く含む食品なども便秘解消に役立ちますので、オススメです。

この時期は、離乳食も始まっていますので、食生活の変化による水分不足の可能性があります。
また腸内細菌にも変化が起こり、体内に便を溜められるようになりますので、うんちの回数は減ります。

赤ちゃんの便秘は意外と多いです。
原因や月齢によっても対策方法は変わってきますので、普段から赤ちゃんの食事量や頻度などをこまめにチェックしておき変化が起きた場合には、すぐに気付けるよにしておくことが大切です。
うんちは健康を計るバロメーターです。
色や硬さ、形状など、いつもと様子が違うようだったらすぐに病院へ連れていくようにしてくださいね。

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