2017.05.16 Tue 更新

子どものおねしょ。おねしょをした布団の洗濯方法についてまとめました。

昼間はちゃんとトイレでおしっこできていても、夜はつい失敗しておねしょしてしまうことがあります。 これは膀胱が小さく発達途中だったり、抗利尿ホルモンの分泌が少ない状態だと、夜中におねしょが続いてしまうのです。 おねしょの後片付けは重労働なので、つい後回しにしてしまいがちですが、おねしょをした布団はこまめに洗濯をするようにしましょう。 今回は、「おねしょをした布団の洗濯方法」についてご紹介します!

忙しい朝におねしょした布団を処理するのは大変ですよね。
後回しにしたいところですが、おねしょが布団に浸み込んだ状態を放置しておくと、染みや臭い、カビ等の雑菌の原因になってしまいます。おねしょした布団はきちんと対処するようにしましょう。
おねしょをした布団の洗濯方法は以下の通りです。

おねしょをした布団の洗濯方法

家で丸洗いできる布団もありますが、できない布団もあるので、洗濯する前に取扱い表示を確認するようにしましょう。
洗濯機マークや手洗いマークの表示がある場合には家庭で洗うことができますよ。
子どもの布団は汚れてしまうことが多いため、家庭でも洗濯することができる「ウォッシャブル」の布団を選び、購入するようにしましょう。

洗える布団か確認する

ニオイ対策

布団についた水分が乾いてしまうと、シミになってしまいます。
シミになってしまう前にお湯でシミを取り除くようにしましょう。
布団から水分を取り除くように、大きめのバスタオル等を布団の濡れた部分の下に引き、上からお湯をかけてバスタオルを押つけてお湯と一緒におしっこを外へ押し出すようにしてくださいね。

布団からシミを取り除く

布団からおしっこを吸収しましょう。
大きめのバスタオル等を布団の濡れた部分に上から押つけて、おねしょを浸み込ませましょう。
布団の下に一枚、布団の上にバスタオルを数枚重ねた、サンドウィッチの状態にして足踏みをすると早く吸水することができますよ。

布団から水分を取り除く

しっかり乾燥させる

布団を洗濯機で洗うときには、汚れている部分が外側に来るように屏風だたみにするか、ロール状に巻いて洗濯ネットに入れて洗濯するようにしましょう。
すすぎの時間や回数は大目にしておくと、洗剤の残りもないため、安心ですね。
好みの香り付きの柔軟剤で仕上げておくと、肌触りが良くなるだけでなく、柔軟剤の良い香りの中でリラックスして眠ることができますよ。
洗濯機に入りきらない場合は、浴槽等に漬け置き洗いをしておいてくださいね。
コインランドリーの利用も効果的ですよ。

洗濯機で洗濯

おしっこのニオイは一度ついてしまうとなかなか取れないものです。
おねしょの水分を取り除いても布の繊維や綿に尿素は残るので、消臭スプレーやクエン酸やミョウバンを水で溶いたもの等を使ってしっかり消臭しましょう。

しっかり天日で布団を乾燥させてください。
天日乾燥ができなければ、ドライヤーや扇風機、布団乾燥機等の家電製品を使って、布団を乾燥させてください。
雑菌を繁殖させないためにも、しっかりと布団の奥まで乾かしましょう。
天日乾燥は除菌にもなるので、室内で乾燥させた場合でも可能であれば、布団を天日干ししてみてくださいね。

いかがでしたか?
子どもは頻繁におねしょをしてしまいます。
おねしょしたら「この忙しいときに!」と子どもを叱ってしまいがちですが、周りの大人が叱ることで子どもが委縮してしまって、なかなかおねしょが治らないという子も多いそうです。
失敗しても焦らず、根気よくおねしょに付き合っていくためにも、おねしょした布団の処理方法を覚えておきましょう。

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