女性がオルガスムスを感じることで子宮頚管粘液が分泌されて、さらに膣内のアルカリ性度が上がります。
酸性の膣内を泳ぐ期間が短い方がY染色体の生存率も高く妊娠しやすくなるので、なるべく奥で射精するようにします。
Y染色体を増やすためには、男性が禁欲をして精子自体の量を増やしましょう。期間の長い禁欲は受精率が低下するため、5日以内に留めましょう。
男の子が生まれてくることを望む時は、性交のタイミングを排卵日にしましょう。
排卵日は女性の膣内が一番アルカリ性に近づいています。また、排卵する前では寿命が短いY染色体の精子は受精を待たずに死んでしまいます。
排卵日であれば、数が多く泳ぐスピードの速いY染色体を持つ精子が受精に有利になるのです。
男の子が欲しい!
赤ちゃんの性別が決まるのは受精の瞬間です。精子に含まれる染色体によって性別が分かれます。
X染色体が卵子と受精すると女の子が生まれ、Y染色体が卵子と受精すると男の子が生まれます。
X染色体を持つ精子は酸性の環境に強く、Y染色体を持つ精子に比べると泳ぐ速度は遅めでも寿命は2、3日長く数は半分程度です。
Y染色体を持つ精子はアルカリ性の環境で活発になり、寿命は24時間と短いが数は多いです。
性別が決まるしくみ
排卵誘発法
双子を産み分けることは難しいことですが、双子が生まれやすい状態として以下のことがあげられます。
双子が欲しい!
女の子が生まれてくることを望む場合は、排卵日の2日前に性交することで確率が上がります。
X染色体の寿命は長いので、寿命の短いY染色体と比べて、排卵まで待って受精することが可能になります。
また、排卵日2日前は膣内の酸性度が高くX染色体が受精には有利ですが、排卵日の2日前を特定することはなかなか難しいことです。
クリニックでエコー検査をする必要があるかもしれません。
また、受精できていなかった場合、量の多いY染色体が受精をする可能性が高くなるので排卵日2日前の性交後は避妊をしましょう。
女の子が欲しい!
産み分けは難しく、100%ではない。
卵子と精子を採取して、培養液の中で受精させる体外受精や、顕微鏡を使って人工的に受精を行う場合は、妊娠確率を上げるために2個以上の受精卵を移植することもあるため、双子を妊娠する確率が約15〜20%ありました。
現在では、原則で1つと発表され以降、確率は低下しています。
体外受精、顕微鏡受精
排卵障害による月経異常のある人や、排卵していても排卵日が不定期である人、不妊治療におけるタイミング法で妊娠がうまくいかない人などを対象に行われるのが「排卵誘発法」排卵誘発法を行うと、一度に複数の卵胞が発育し、排卵されることがあるので同時に2人以上が生まれる確率が高くなります。
どんな赤ちゃんであっても自分のお腹から生まれてくる子を愛情を持って大切に育てていく覚悟を持たなければいけません。
また、妊娠率が低下したり母親の体に思わぬ負担がかかったり、生まれてくる赤ちゃんに悪い影響を及ぼしてしまうリスクもあります。
参考までにいくつかご紹介しましたが、気休め程度にとらえてくださいね。
生まれすくなる方法や、生まれやすい状態についてご紹介しましたが、該当することをしたからといって必ず、望んだとうりの性別、人数で生まれてくるわけでわありません。
生まれてくる子の性別や状態を信じ込み望みをかけていたが、希望とはちがう性別の子が生まれてきたからといって育てないなんてことはできません。