その他にも、冷えによって血流が滞ったり、塩分を過剰摂取したりすることでもむくみは起こります。
衣服の締め付けや運動不足で起こることもあり、臨月はどうしてもむくみやすい状態になってしまうのです。
妊娠中は赤ちゃんにも栄養などを届けるために、妊娠前に比べて血液量が増加します。
妊娠前に比べると、約5割も増加することあるそうです。
また、大きくなった子宮が骨盤を圧迫してしまい、下半身の血流が悪くなることもむくみの原因になります。
臨月はなぜむくみやすいの?
むくみとは血液中に含まれていた水分が外に染みだして、皮膚の下に溜まっている状態で、「浮腫(ふしゅ)」とも言われます。
むくみは妊娠中や臨月だけの症状ではなく、ホルモンだランスや血液量の変化などに応じて起こります。
そもそもむくみって何?
顔
特にむくみが出やすい場所で、指輪が抜けにくい、靴がきつく感じる、皮膚がパンパンに張っているのを感じるなどの症状を感じます。
ひどい時には、足がゾウのような状態になったり、痛みを感じたりすることもあるようです。
手足
臨月のむくみは手足だけでなく、色々なところに現れます。
次のような症状を感じたら、身体がむくんでいる可能性がありますので、注意しましょう。
むくむとどうなるの?
また、妊娠高血圧症でもむくみが起こることがあり、以前から医師に高血圧を指摘されているような場合には、浮腫による急な体重増加があれば早めに医師に相談するようにしましょう。
むくみは体内に不要な水分が溜まってしまっている状態なので、体重も増加してしまいます。
浮腫による体重増加は基本的に対策は必要ありませんが、角な体重増加がある場合には難産などのリスクも高まりますので、検診のときなどに医師に相談しましょう。
体重増加
むくみは手足だけでなく顔に出ることもあります。
目元は特にむくみやすいと言われていますが、酷い時には歯科医が狭くなるほどにむくんでしまうこともあるようです。
むくみの解消法は?
塩分を控える
臨月のむくみはある程度仕方のないことですし、完全に解消させることはムズ開始かもしれませんが、見た目の変化や体重増加にもつながるむくみは出来る限り解消しておきたいですよね。
そこで、次のようなことを試してみてください。
むくみに良い食材
臨月に入ると、特に血液量が増加します。
普段通りの食事でむくみが出るようなら、さらに塩分を控えるようにしましょう。
塩や醤油、味噌ではなく、お酢やこしょう、ハーブなどで味をととのえる事で減塩に繋がります。
むくみ解消に効果的な栄養素といえば「カリウム」が有名ですよね。
カリウムは不要な塩分を尿として排出してくれます。
バナナ、果物、野菜、豆類などに多く含まれていますので、積極的に取り入れてみてください。
マッサージ
筋力が低下すると血液を送り出す力も弱くなり、むくみが発生しやすくなります。
ウォーキングなど臨月でも出来る運動を無理のない範囲でやってみてください。
適度な運動
体内の老廃物を排出するために、リンパの流れを良くするマッサージを行いましょう。
ストレスや疲労解消にもつながるので、お風呂上がりなどにリラックスした状態で行ってみてください。
横になる時にはクッションなどで足を高くするようにしてみてください。
それだけでかなりむくみが解消されることもあります。