2017.05.23 Tue 更新

小児難病にはどんな病気があるの?それぞれの症状について

原因が不明で治療法も確立したものがなく治るのが難しい子どもの病気を小児難病といいます。後遺症が残る可能性もあり、 治療にかかるお金も、人手も必要になるので、精神的にとても負担が大きくなります。 こういった子どもの難病は500以上種類があり、20万人以上の子供が闘病していると推測されているそうです。 難病と診断されると、医療施設の整備や医療費の自己負額の解消が配慮されています。

また、38度の熱が出て、なかなか引かないという場合も、風邪かな?と思って受診したら白血病であったということもあります。
普段から元気な子が急にぐったりしているといったようないつもと違う、おかしいと感じたら病院で診てもらうことが、早期発見のカギになります。

症状は大人と似ていて、紫斑や鼻出血などの出血や、発熱、顔色不良、リンパ節の腫れ、骨や関節の痛みなどがあげられます。
特に転んだといったわけでもないのに、体にたくさんのアザができていたり、20分以上経過しているのに鼻血がなかなか止まらないといったようなものが小児白血病の代表的な症状です。

白血病は割合の中で一番多い、小児がんです。
子どもの難病のうち小児がんが全体の約40%を占め、そのうち95%が急性白血病と言われています。
発症率は小児10万人のうち3〜4人程です。

小児白血病

小児川崎病

・5日以上続く発熱(38度以上)
・発疹が出る
・両方の目が赤くなる(両側眼球結膜充血)
・唇が赤くなる
・イチゴ舌になる
・初期症状として手足が腫れる
・手のひらや足底が赤くなる
・手足の指先から皮膚が剥ける(膜様落屑)
・片側のリンパ節が腫れる。

この病気には特徴的な症状があり、そこで川崎病と診断されます。

症状が重い場合は1か月以上続く場合もあり、敗血症のようになったり心臓の筋肉に炎症が起き、心筋炎のため心不全となり最悪死に至ることもあります。

このうち5つ以上症状が当てはまった場合、川崎病と診断されます。
こういった症状のほか、下痢や腹部膨満、関節の痛みなどがあり、その他にも色々な症状が出ることがあります。
症状にも個人差があるため、診断が難しいことが少なくないのです。

小児腎不全

腎臓の機能が激しく低下する、もしくは停止してしまう病気です。
症状としては、体重が増える、むくむ、尿の量が減る、貧血や食欲減退、けいれん、骨の変形、成長の遅れ、第2次性徴の遅れなどがあります。
小児の場合、腹膜透析を行いますが、学校生活に支障がでて、将来このハンディキャップを取り戻そうと思ってもなかなか難しいのが現状です。

小児糖尿病

糖尿病は大きく「1型糖尿病」と「2型糖尿病」に分けられます。10歳未満で発症する場合は「1型糖尿病」がほとんどです。
1型糖尿病は、急激に現れるのが特徴です。喉が渇き、水分をよく摂るようになるため尿の量が増え、体が疲れやすくなったり体重が急激に落ちることもあります。
主な治療法は、特攻型インスリンを食事のたびに3回注入し、超速攻型インスリンを1〜2回、1日に4〜5回インスリンを注射するようになります。

いくつか主な病気とその症状についてご紹介しましたが、どの病気にしても早期発見が大切になります。
子どもはなかなか自分の意思を伝えきれずに、症状が重くなってから発見することも少なくないので、普段から子どもの行動に目を配り、少しでもおかしい、いつもと違うと感じたら、体調を聞いてみたり、病院を受診したりを心がけましょう。

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