2017.06.09 Fri 更新

望まない妊娠をした場合。緊急対策法について

もしも望まない妊娠をしてしまった場合あなたならどうしますか?特に若い人に多くみられますが、望まない妊娠は女性の心身共に傷つける結果になりますので、しっかりと考えましょう。また自分は絶対にそういったことがないと思っている人でも、念のために緊急処置の知識くらいは身につけておいても損はありません。ここでは、望まない妊娠をしてしまった場合の対処法についてまとめいますので、興味のある方は是非ご覧ください。

自然流産することはありませんが、予想外の不意の流産はあり得ます。
そもそも、妊娠初期の頃に流産する理由は、殆どのケースが赤ちゃん側に問題があることが多いのです。
受精卵ができる時期がちょっとずれたりすれば、不完全なものができて上手く育たないため流れてしまいます。

不意に流産するケース

どの方法も流産には適していませんし、もちろん間違った方法です。
流産するには、必ず人工中絶と同じ処置が必要なんです。そこを忘れずに。

冒頭でも書きましたが、最終的に傷つくのは女性の心と体です。
自分の体は自分で守るくらいの気持ちがないといけません。
噂レベルで、流産する為にお腹を叩いたり、冷やしたりなどということがネット上には書いているようですが、そのようなことは絶対にしないでください。

実際、1番気になる所はここだと思います。
結論から言いますと、これはありません。
その為に、事前に避妊をするべきですし、望まない妊娠にならないようにするべきです。

自然流産する方法はあるの?

稽留流産

残念ながら流産してしまったんですが、子宮内部に残存物が残ってしまうケース。
この場合、エコー検査で残存物が確認されたら、掻爬手術が必要となります。
掻爬手術とは、子宮口を器具で開き、器具を使い内容物を掻きだしたりつまみ出したりして、子宮の内部は空っぽにする手術です。

不完全流産

こればっかりは医学の力でも食い止めることができません。
仮にそのままお母さんのお腹で育ったとしても、何かしら障害を持ってしまう可能性があります。
また、出産までいかずに、お腹の中で亡くなることも考えられます。
不意の流産にはいくつかパターンがあります。

万が一望まない妊娠をした場合

流産した場合にエコー検査で子宮内になにも残されていないケース。
この場合は手術を受ける必要はありません。
化学流産と呼ばれる妊娠超初期に見られる流産は、受精卵もまだ小さく流れ出てしまうことがあります。

完全流産

子宮内に死亡した赤ちゃんが残っているケース。
そのまま放置しても流れ出ることはないため、上記同様手術が必要です。

アフターピルは受精卵の着床を防ぐ事ができますので、最低限アフターピルの存在は知っておきましょう。
行為の72時間以内であれば、効果があります。
このピルは90%以上の確率で阻止できると言われていますので、早ければ早い程効果は出やすいです。

あってはいけないことですが、万が一避妊せずに性行為をした場合、その日の当日または、翌日にはすぐに産婦人科を受診しまてください。
アフターピルで受精しないよう処置ができるため、万が一の際でも対処は可能です。
しかし、日数が経過している場合は、ピルを飲んでも効果がありませんので、妊娠しないようにすることはできません。

ただ、このアフターピルは、市販では販売されていません。
産婦人科やレディースクリニックで処方していただけます。
ここも大事なことですので、覚えておきましょう。

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