2017.06.13 Tue 更新

妊娠後期や臨月は特に貧血になりやすい?対策はあるの?

「妊娠中は貧血になりやすい」という話は有名ですよね。 実際、妊婦の30〜40%は貧血になっているほどだそうです。 ママのカラダだけでなく、赤ちゃんにも影響を与える可能性もある妊娠中の貧血の原因と症状、治療法などについてまとめてご紹介いたします。

つわりが治まる妊娠中にや後期でも、初期の頃の鉄不足が響いて症状が重くなる可能性もありますので、注意してください。

妊娠すると、お腹の赤ちゃんにも栄養や酸素を送るために多くの血液が必要になります。
しかし、妊娠中には貧血などでつわりなどで食事も十分に摂ることが出来ず、貧血になってしまうこともあるのです。

妊娠中は貧血になりやすい?

妊娠中は、赤ちゃんに栄養や酸素を送るために大量の血液が必要になります。
また、出産の時の出血に備えるためにママの体では大量の血液を作り出します。

何で貧血になるの?

この時作られた血液は血漿が最大47%、赤血球は17%増えると言われていますが、全体の血液増加量に比べて赤血球の増加量が少ないため、血液が薄まった状態になって貧血になるのです。

対策をきちんとしておかないとよけいに血液は薄まってしまい、貧血の症状はどんどん重くなります。
特に、妊娠中期から妊娠7ヶ月位の時期には注意しておきましょう。

妊娠後期や臨月になると赤ちゃんもどんどん大きくなるため、より多くの血液が必要になります。
そのため、赤ちゃんの成長に合わせてさらに多くの血液を作り出します。

妊娠中の貧血では、次のような症状が出ると言われています。

どんな症状が出るの?

・身体のだるさ、疲れ
・めまい
・立ちくらみ
・視界が暗くなる
・動悸
・息切れ
・顔色が悪い
・手足の感覚の変化
・氷を食べたくなる

体には貧血の症状が出ていても、初期の頃のつわりなどに比べると体調がいいこともあり、変化に気づくことが出来ない妊婦も多くいます。
少しでも体調がいつもと違う、辛いと感じる時には体を休ませ、気になる場合には産婦人科で相談しておくようにしましょう。

赤ちゃんへの影響は?

妊娠中期以降の貧血は、未熟児や奇形児などのリスクは低いと言われています。
しかし、低体重出生児のリスクは高まります。
また、ふらついて転んだりお腹をぶつけたりする危険性もあります。

さらに、出産時の出血量が多くなったり輸血が必要になったりして、産後の回復が遅れることもあります。
血液から作られる母乳も、出が悪くなる可能性があります。

どんな対策をすればいい?

貧血を改善するために欠かせないのは、食生活を見直すことです。
非ヘム鉄を多く含む食品を積極的に摂るようにしながら、吸収率を高めるタンパク質やビタミンCを一緒に摂るようにしましょう。

【非ヘム鉄を多く含む食品】
乾燥青のり、乾燥ひじき、パセリ、納豆、小松菜、ほうれん草など

【タンパク質・ビタミンCを多く含む食品】
豆腐、あじ、レモン、ケール、ブロッコリーなど

貧血対策としてはよくレバーを食べればいいと言われますが、レバーにはビタミンAも多く含むので、赤ちゃんへの影響を避けるために過剰摂取にならないように気をつけてくださいね。

また、症状や程度によっては医師から鉄剤の服用をすすめられることがあります。
効果が出るまでは時間がかかり、胃が荒れてしまうこともあるので胃薬も一緒に摂るようにしましょう。

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