2017.06.27 Tue 更新

赤ちゃんのサーモンパッチはどうしてできる?気になる原因と治療法についてまとめました。

生まれたばかりの赤ちゃんの顔に赤い痣があることがあります。あざの色がサーモンの色に似ていることから、「サーモンパッチ」と呼ばれている痣は新生児の約20〜30%に現れるので、それほど珍しいことではないとされています。ですが、子供の顔に痣があると、成長しても残っていたらどうしようと心配になってしまいますよね。サーモンパッチは消えるのでしょうか?そこで、今回は「サーモンパッチ」についてご紹介します!

サーモンパッチが目立ちやすい赤ちゃんはどんな赤ちゃん?

サーモンパッチの正式名称は「正中部母斑」と言います。
額の中央や上まぶた、鼻の下、上唇など、顔の中心部に現れ、境目がはっきりしていないのが特徴的ですね。
盛り上がりなどはなく、シミのように平らな痣です。

サーモンパッチとは?

サーモンパッチの原因

肌の色が比較的濃い赤ちゃんは赤みが目立ちにくく、色白の赤ちゃんは赤いあざが目立ちやすいとされています。
体の成長が早くて大きい赤ちゃんは皮膚の面積が広がるペースが早いですが、華奢で小柄な子の場合は皮膚が広がるペースがゆっくりですので、目立たなくなるペースもゆっくりだとされています。

赤ちゃんの毛細血管が異常に増殖して、血液中に含まれる赤血球の赤い色が皮膚の表面まで見えるようになったことでサーモンパッチが現れます。
赤ちゃんの毛細血管が異常に増殖する理由は未だに判明していません。

1歳半になるまでの間に自然に消えていく場合がほとんどだとされています。
あざのサイズや赤みの濃淡には個人差があるため、1歳半を過ぎても赤みが残ってしまっている場合ももちろんあります。
その場合は医師の指示のもと、レーザー治療を行います。

サーモンパッチの治療法

赤ちゃんの時期に治療するメリット

レーザー治療は麻酔を使ったり、子供の体に負担をかけてしまったり、サーモンパッチの発生場所によってはリスクを伴うことがあるため、皮膚科や形成外科で治療をしてもらいましょう。

赤ちゃんは新陳代謝が大変活発なだけでなく、皮膚が薄く、血管の形成が未熟なため、レーザー光線による治療効果が得られやすいのです。
小さい頃の方が治療の際に恐怖心を抱くことなく済むというメリットもあります。

レーザー治療と言われたら赤ちゃんの体に何か影響があるのでは…?と考えてしまいがちですが、レーザー光線を患部に照射して異常な細胞を破壊する治療法です。
気になる場合は前向きに検討をしてみてくださいね。

サーモンパッチに似た痣

血管の異常が原因で起こる赤い痣にはいくつか種類があるため、現れる場所や症状など特徴を理解して見分けるようにしてくださいね。
サーモンパッチに似た痣は以下の通りです。

ウンナ母斑

生後間もない赤ちゃんの後頭部からうなじにかけて見られる「正中部母斑」の一種です。
発生する場所が違うだけで、基本的にサーモンパッチと同じものです。
ウンナ母斑は1歳半を過ぎるまでに約半数は自然に消えるとされています。
サーモンパッチよりは消えにくいようですね。ウンナ母斑が自然と消えず、気になる場合にはレーザー治療を行うことが一般的なようです。

単純性血管腫

境目がはっきりしている平らな赤い痣です。ポートワイン母斑とも呼ばれています。
顔や体など全身のいたるところにでき、自然には消えないという特徴があります。
額から目の周りにかけて広がってできていると、緑内障やてんかんを引き起こすスタージウェーバー症候群の可能性があるため、早期に対処をしなければなりません。

イチゴ状血管腫

生後数日~1ヶ月頃に現れる隆起した赤い痣です。
イチゴのようにブツブツしており、体のどこにでも現れる可能性がありますが、顔に表れる可能性が高いとされています。

イチゴ状血管腫は2歳頃から小さくなり始めて、色は薄くなっていき、5歳までに約50%、7歳までに約75%が自然治癒されるようです。
まぶたや鼻、耳、口の周りなどに苺状血管腫ができてしまうと、視力障害や呼吸困難、難聴、摂食障害を起こすことがあるため、イチゴ状血管腫ができた部位によっては、早期の治療が必要になります。

イチゴ状血管腫には、レーザー治療や患部を凍結させる治療、外科手術に血管の増殖を抑える内服治療など、様々な治療が行われるので、どの治療法を行うかは医師としっかり話し合うようにしてくださいね。

いかがでしたか?
治療を必要とする痣なのかもしれないので、赤ちゃんに赤い痣が見られたら自己判断せずに、まずは皮膚科か形成外科を受診してみてください。
不安や疑問があるときは医師に質問し、しっかりと理解したうえで最適な治療法を見つけるようにしましょう。

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