2017.06.28 Wed 更新

帝王切開の傷跡がケロイド化してしまった…!気になる治療法についてまとめました。

お腹を切る帝王切開の傷跡は時間が経てば、赤みが消えてだんだんと目立たなくなるとされていますが、体質や術後のケアによってケロイド化してしまうことがあります。 傷跡がケロイド化してしまったらどうやって治療したらいいのでしょう? そこで、今回は「帝王切開の傷跡がケロイド化したときの治療法」についてご紹介します!

傷口が「ケロイド化」してしまう?

経膣分娩が難しいと医師が判断した場合に選択される分娩方法である帝王切開は、「横に切る方法」と「縦に切る方法」の2通りがあります。
一般的には横切りの方が傷口が目立ちにくく、縦切りは手術時間が短く、傷口が目立ちやすいと言われています。

帝王切開とは?

ケロイドの原因

帝王切開ができた傷口は、体質や術後のケアによっては、傷跡が赤くみみず腫れのように盛り上がっていると「ケロイド」と呼ばれる状態になります。このケロイドは痛みや痒さを伴う場合が多く、傷が目立ってしまうようです。

傷口がケロイド化してしまう原因には遺伝やホルモン、年齢、体質の影響など、様々なものがあるとされていますが、ハッキリとしたところは不明だとされています。

もし帝王切開の傷跡がケロイドしてしまったとしても適切な処置治療を受けることができれば、傷跡を目立たないようにすることはできるので、安心してくださいね。
ケロイド化したときの治療法は以下の通りです。

ケロイド化したときの治療法

アレルギー反応が関係しているとされているので、抗アレルギー薬を服用して、傷の赤みやかゆみなどの症状の改善が期待できます。
内服薬によっては、授乳中に服用する場合は授乳を中断することを注意喚起されているので、母乳育児をしているお母さんは医師と相談するようにしてくださいね。

内服薬

手術

盛り上がった皮膚の部分を切り取り、まわりの正常な皮膚を縫い合わせるという手術を行います。
手術を行うだけでは再発する可能性があるため、飲み薬や圧迫療法などを併用しながら、再発の予防も行わないといけません。

テープ

炎症を抑制する効果を持つステロイドがついたテープを、ケロイドの部分に長期間に渡って貼ると、痛みやかゆみが和らいだり、盛り上がりや発赤が改善したりする効果が期待できるとされています。

注射

ケロイドに厚みがあると、ステロイドがついたテープを貼っても、深部までステロイドが届かないため、直接注射する必要があります。
注射するとケロイドの厚みは徐々になくなっていきますが、強い痛みを伴うことがあるので注意しましょう。
病院によってはステロイド注射の前に局所麻酔を打って痛みを軽減する処置を行ってくれることもあるようです。

圧迫療法

シリコン製のテープなどを傷跡に貼り、圧迫することで傷の盛り上がりを少なくする方法です。
傷が服や体の他の部位と接触することを防ぎ、傷跡に対する刺激を軽減させることが可能だとされています。

ケロイド化の予防法

ケロイド化を100%予防する方法はありません。
帝王切開後の皮膚にかかる緊張を減らしたり、アレルギーを抑制する治療を早期に始めることで、ケロイド化をある程度予防できるとされています。
どのような方法で予防するかは医師と相談するようにしてくださいね。

再発予防はどうするの?

再発予防のために、電子線を照射する放射線治療を行うことがあります。
ケロイドの原因となる線維芽細胞の増殖を抑える効果があるとされていますが、電子線が照射された部分に皮膚炎や色素沈着が起きることがあるため、注意が必要です。

いかがでしたか?
帝王切開の傷跡がケロイドになるのを防ぐには、医師の力が必要になります。
もしケロイド化してしまっても治療によって目立たなくすることができるので、きちんとケアを行うようにしてくださいね。

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