2017.07.03 Mon 更新

戌の日っていつやるの?安産祈願の腹帯や神社選びについて

赤ちゃんが無事産まれて来て欲しいという願いを込めて戌の日に安産祈願をするという風習があるのをご存知ですか? 妊娠するまで知らなかったという方も多いのではないでしょうか。戌の日の基礎知識と安産祈願に行く際に必要な準備についてご紹介します。

妊娠5ヶ月頃になると、お腹もずいぶん大きくなります。
腹帯をしていると、お腹が固定されるため動かなくなり、からだを動かす時に楽になります。

体を動かすのが楽になる

腹帯は、必ずしも妊娠5ヶ月目から着用しなければならないという決まりはありません。
妊婦さんのお腹の大きさには、個人差がありますので、お腹が気になるようでしたら早めに着用してもかまいません。
ただし、悪阻なので気分がすぐれない時には、お腹を締め付けすぎるような腹帯のつけ方はやめた方がよいでしょう。

戌の日に腹帯を巻く目的とは

「戌の日のお祝い」とは、本来は、妊娠5ヶ月目の最初の戌の日に、妊婦さんが初めて腹帯を巻く「帯祝い」のことをいいます。
最近では、戌の日のお祝いとは腹帯を巻いて神社へ安産祈願に行くとこ、というのが一般的となっています。
神社に参拝していつも妊婦さんが身に着ける「腹帯」に安産を願って祈祷をしてもらう、腹帯を安産祈願の日に神社で購入して祈祷してもらう、事前に安産祈願をすませて戌の日に祈祷してもらった腹帯を巻く、など皆さんご家庭の事情に合わせて、それそれの方法でお祝いされているようです。

戌の日とは?

お腹が大きくなると足元が見え辛くなり、段差や小さな障害物で躓いてしまうこともあります。
転んでしまった際に、腹帯をしているとお腹の赤ちゃんを衝撃から守ってあげることができます。
大切な赤ちゃんのためにも、腹帯の着用をお勧めします。

衝撃から守る

また、腹帯は、お腹を冷えから守ってくれます。
お仕事などで長時間冷房の効いた室内にいる方や、電車通勤されている方は、特に、腹帯の着用をお勧めします。

冷えから守る

安産祈願の費用、神社選びについて

腹帯は、昔から赤ちゃんの逆子対策として有効であるとされています。
お腹がある程度大きくなり、赤ちゃんの頭が下に来ている正常な位置にいるときに腹帯の着用を始めると、お腹が固定されて赤ちゃんがお腹の中で動きにくくなり、逆子になる可能性が少なくなると言われています。

逆子対策

安産祈願をしてもらう際には、神社に「初穂料」というものを納めます。今後、お宮参りや七五三の時も同様になります。
安産祈願における、初穂料の金額は、5千円~1万円が相場ですが、金額が決められている神社もあるので事前に確認しておきましょう。
初穂料によって、授与品の内容にも差があるので、そのあたりを考慮して、金額を決めるのもひとつです。
また、初穂料に腹帯の代金が含まれている所と、別に購入が必要な所があるので、確認が必要になります。

妊婦さん自身が「戌の日に安産祈願に行かなくては!」と、頑張りすぎて体調を壊してしまっては、元も子をありません。
戌の日にとらわれることなく、ご夫婦やご家族で楽しくお参りするのが、一番赤ちゃんも喜ぶのではないでしょうか。

おわりに

また、大安の戌の日などは、人気の神社では、混雑が予想されますので、混雑している日を避けて空いていそうな日に祈祷に行くと、妊婦さんの体への負担も少なくなりますね。
神社では、外で祈祷の順番待ちをしなければならない場合が多いです。
暑い夏の時期や、寒い冬の時期などは、妊婦さんにとっては、かなり体力的に負担となりますので、くれぐれも無理をしないようにしてくださいね。

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