2017.07.08 Sat 更新

栄養セラピーで「妊娠体質」に!35歳から始める、体質を変えるための秘密は食べ方だった?

最近では晩婚の方も増え、高齢出産も珍しくなくなりましたね。 高齢出産と聞くと、ダウン症などの先天性異常の発症率が高くなるということはよく聞きますよね。 ただ、そもそも35歳を過ぎるというのは妊娠する確率が著しく低下するとも言われています。 そのため、できるだけ早く妊娠することが重要になってきます。 そこで、今日は「妊娠体質を作るための栄養セラピー」についてご紹介いたします。

気をつけておきたいのが、妊娠を待っている間にも自然妊娠する確率は下がっていっているということ。
特に35歳を過ぎると自然妊娠する確率は、さらにがくんと下がり、40歳を過ぎると自然妊娠する確率は1%、2%というところまで下がってしまいます。
そのため、できるだけ早く妊娠できるよう、体質を改善していくことが大切です。

妊娠を待つ間にも、確率は日々下がっていく

この数字は、女性が妊娠できる、月1回の排卵日に性行為をした場合の確率です。
確率だけで考えると、排卵日にピンポイントで性行為をしたとしても、6〜10ヶ月はかかってしまうと考えて、子作りに臨まなければなりません。
この結果からも、子作りを始めたからといってすぐに妊娠するということは少なく、気長に待つしかないということです。

30代の女性が自然妊娠する確率は10〜15%

30歳を超え、打ち込んできた仕事も区切りを、そろそろ子どもを…と考えるご夫婦も少なくありません。
そうなった場合に、実際のところこの年代の妊娠の確率はどの程度なのでしょうか。

35歳を超えた妊娠について

栄養セラピーってどんなもの?

栄養セラピーって聞き慣れませんが、言葉からなんとなくこんなものかなーくらいの印象でしょうか。
栄養セラピーは、海外では1960年代からおなじみの療法なんです。
アンチエイジングや美容面だけではなく、精神疾患・内科疾患・ガンなど治療など幅広い分野で活用されています。

栄養セラピーで「妊娠体質」に変える

体質を変えるための食べ方について

先ほど栄養セラピーでは、不調や悩みに合わせた栄養素を摂取してゆくとかきましたが、健康管理のための食事と妊娠体質になるための食事は異なります。
じつは、悪役と思われがちなコレステロールは実は女税ホルモンの原料であり、これが不足することによってホルモンの分泌が減少してしまうことがあります。
コレステロールの高い食品、たとえば卵やレバー、チーズ、生クリーム、バターなどの中には、母体や赤ちゃんを作るために必要な栄養素も含まれているため、適度に摂取してゆくことが良いでしょう。

健康になるための食事と妊娠体質になるための食事は異なる!

栄養セラピーの基本は、体にある細胞一つひとつに過不足なく栄養を取り入れ、機能を高めることで健康をキープしようというものです。
病院での血液検査から自分に足りない栄養素をチェックし、また不調や悩みに合わせ、必要な栄養素を摂取してゆく方法などがあります。
栄養セラピーで、薬ではなく栄養素を補って体に働きかけ、妊娠しやすい体質を作っていきましょう!

最初に炭水化物から摂取するのは避けるようにします。
基本的な食べる順番として、サラダなどの野菜、次にお味噌汁などの汁物、おかず、炭水化物の順番で食べ進めましょう。
こうすることによって、血糖値が急激に上がることを抑えることができます。

まとめ

卵子の質をよくするためには、活性酸素を除去することが良いとされています。
そのため、抗酸化作用のあるβ一カロテンやビタミンC、ビタミンEなどを含む人参やトマト・ピーマンを摂取すると良いでしょう。
また、ポリフェノールも強力な抗酸化作用があり、アンチエイジングの効果もあります。
魚介類や大豆、のりや海藻類から鉄や亜鉛などのミネラルとタンパク質が摂取でき、これは抗酸化酵素の原料になるため積極的に摂取するようにしましょう。

摂取したほうが良い栄養素について

いかがでしたでしょうか。
栄養素を補うという考え方、細胞レベルで元気になっていくってなかなかすごいですよね。
普段はダイエットのためのカロリー制限などを考えることが多く、あまり食べ方まで気にしていませんでした。
体質を変えるためには、血糖値を上げない食べ方が必要だったんですね。
早く妊娠したい気持ちも焦りますが、気長に待ちながら体質改善できるといいですね。

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