2017.07.20 Thu 更新

ベビー服の水通しってどうやるの?いつまで続ければいい?

妊娠週数が進んでいくと、赤ちゃんを迎えるための準備を進めるという方も多いのではないでしょうか?赤ちゃん用の洋服や肌着を準備したら、まずは「水通し」を行うを安心です。でも、その水通しをどのようにすればいいのかわからなくて迷ってしまいませんか?また、いつまで続ければいいのでしょうか?ここではベビー服の水通しの方法やいつまで行えばいいのかなどをご紹介いたしますので、参考にしてみてくださいね。

ベビー服を購入するとビニール袋に包まれていて、「ホルムアルデヒドの移染を防ぐために、商品を袋から出さないでください」と記載されていることがあります。

ホルムアルデヒドの除去

ベビー服や肌着を水通しする理由は大きく2つあります。

どうして水通しするの?

ベビー服の水通しとは、赤ちゃんが初めてベビー服や肌着を着る前に水洗いをすることです。
この水通しは必ず行わなければいけない、こうやって行わなければいけないという明確な決まりはありません。
しかし、デリケートな赤ちゃんの肌に直接触れるものなので、安心して着せるためにも出産準備として行なっておくのがオススメです。

水通しってそもそも何?

新品の洋服にはのりがついていることがありますので、水通しを行うことでのりをとると生地が柔らかくなります。
生地が柔らかくなると吸水性もよくあるので、たくさん汗をかく赤ちゃんの肌への負担も少なくなるので、水通しをした服を着せてあげることで快適に過ごすことができます。

生地を柔らかくする

なので、大人用に衣服や家具からホルムアルデヒドが移るのを防ぐためにも、ビニール袋に包まれた状態で販売されています。
しかし、輸送途中や転倒などで他の衣服や家具に触れることで、アセトアルデヒドが移ってしまう可能性があるので、赤ちゃんに着せる前には水通しをすることが勧められています。

ホルムアルデヒドは縮みやシワを防ぐために大人用の衣類などに使用される薬品です。
衣類だけではなく、壁や家具などにも使用されていることがあります。
ホルムアルデヒドは刺激が強く、高い濃度のホルムアルデヒドが使用されている衣類に触れると、皮膚障害やアレルギーを起こすこともあり、生後24ヶ月以内の乳幼児を対象とした衣服には、ホルムアルデヒドの仕様に厳しい制限がされています。

洗剤は使わない

ベビー服の水通しは難しく考えなくても、いつもの選択と同じように行うことができます。
手順を追ってご紹介いたしますので、参考にしてみてください。

水通しってどうやるの?

ベビー服の水通しを行う場合には、型くずれしないようにネットに入れて洗います。
その際、大人用の衣類とは別にして洗ってくださいね。
洗濯機の機能として「弱洗い」や「水洗い」のコースが有る場合にはそちらを洗濯してください。
手洗いで行う場合には、洗面器などの中で優しく押し洗いしましょう。

ベビー服をきちんと乾かすために、太陽に当てて干すようにしましょう。
花粉やホコリなどの汚れが気になる場合には、室内干しでもいいですができるだけ日光が当たる場所で干すようにしてくださいね。

干す

ベビー服が新品の場合には汚れていないので、洗剤を使用する必要はありませんが、気になる場合には赤ちゃん用の洗剤を入れて洗ってもいいでしょう。
洗剤を使用した時には、ベビー服に成分が残らないようにしっかりとすすぎをしてください。

せっかく水通しをした衣類に、再びアセトアルデヒドが付着してしまうのを予防するためにも、赤ちゃん用の服だけを保管する場所を作りましょう。
新しいタンスなどにはアセトアルデヒドが残っていることもありますので、念のためビニール袋に入れてから保管すると安心です。

保管

いつまでやるの?

水通しを行なったほうがいい時期というのも特に決まりはありません。
肌が弱い人の中には、大人になっても新しい洋服は一度水通しを行うという方もいます。
目安としてですが、ホルムアルデヒドの制限のある生後24ヶ月まで行うようにしても良いでしょう。
赤ちゃんの体質や様子を見ながらママが考えてあげてくださいね。

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