出産した時の年齢にもよるのですが、仮に20代の時に出産したとして、若いうちは預金額がそんなに多くはありません。
その時期に家を買うのは今後の生活も考えると、やはり少々不利になります。
これが30代、40代であれば預金的にも余裕があるでしょうし、生活にもそんなに支障はないと思います。
資金繰りの問題
子供が小さい時に、小学校に上がる前に、家を購入できれば1番良いですが、懸念点が2つあります。
1つは資金繰り、2つ目は間取りの問題です。
具体的にこの2点のどういったところが問題なのか、見ていきましょう。
子供が小さい時に家を買うことの懸念点
家を買う時に気になるポイントとして、もし小学校に通っていたらなるべく転校させたくない、ということは考えるのではないでしょうか。
せっかくできた友達と子供が離ればなれになるのは、少し可哀想ですし、できることならずっとそこに住めるのが1番です。
そういったことを考えると、子供が小学校にあがる前に家を購入した方が良いでしょう。
余談ですが、家を建てられる方は、子供が3〜4歳の頃に建てられる方が多いようです。
子供の成長を考えたタイミング
子供が学生の時に家を買うのは?
購入するということは、ある程度の長い期間はその家に住む訳ですから、購入前に間取りをしっかりと考えて選ぶ必要があります。
間取りは変更できませんので、もし購入後に子供がもう一人、二人産まれたとか、逆に二人欲しかったけど、一人しかできなかったという事が起こり得ます。
間取りの問題
家を買う時に気をつけた事はもちろん沢山あるのですが、中でも意外と皆さん注目されていないことがあります。それは、できるだけ雨が少ない時期に建てられた家ということです。
雨の多い時期に建てられた物件ですと、木材の隙間に水が入ったりして基礎部分に水がたまりやすくなります。
家を買う時に気をつけた方がいいこと
そこで気になるのが、資金と時間を捻出できるかどうか、ということです。
住宅ローンは若いうちに組んでおくと、35年組めますし、ある程度家計のことを考えて返済できます。
しかし、40歳を超えてくると、35年は組みにくくなってきますし、晩年家計を圧迫する結果のなりかねませんので、注意しましょう。
最も注意してほしいのが、子供のこととその将来をしっかりと考えて、購入することです。
では子供が学生の時に家を買うとなると、どうでしょうか。子供がある程度大きくなってきたら、間取り心配もほぼなくなると思います。
しかし、子供は成長と共にお金がかかります。
また両親の仕事も忙しくなる一方だと思います。
その結果、湿気た状態になり、腐朽の原因に成りかねません。基本的には建築に使用されている木材は乾燥材が使われていますが、梅雨の時期等はどうしても完全に乾ききれなかったという事もあり得ますので、なるべく雨が少ない時期に建てられた物件を選ぶようにすると良いでしょう。
いかがだったでしょうか。
家を買うというのは、人生の中でも一大イベントです。
夫婦間でよく話し合い、しっかりと子供の将来も考えて、選ぶようにしましょう。