2017.08.01 Tue 更新

妊娠中はタバコはNG!でもどうして?妊婦や胎児への影響は?

姙娠する前にタバコを吸っていた方は、妊娠したからといって急に禁煙するのが難しいと思うかもしれません。しかし、一般的に妊娠したらタバコは禁忌だとされています。 タバコは妊婦さん、胎児の両方に九影響を与ますし、妊娠生活のリスクを高めることにもつながります。 そこで、ここでは妊娠中の喫煙の影響についてご説明致します。

タバコの煙は有害物質だけでなく、依存性の高いニコチンも含まれていますので、禁煙を試みても失敗してしまうこともあるかもしれません。
しかし、タバコによる健康リスクを避けるために最も効果的なのは禁煙です。

その取り込まれた有害物質には60種類以上の発がん性物質を含み、口や喉、肺といった煙の通り道のほか、唾液に溶けて運ばれる食道や胃、血液中に入りこんだ状態で流れる肝臓や腎臓、尿路系など、体のすべての臓器に影響を与えると言われています。
また、喫煙者は非喫煙者に比べて、がん以外にも心筋梗塞や狭心症などの心臓疾患による死亡、脳卒中、慢性気管支炎や喘息などの呼吸器疾患や歯周病などのリスクも高くなります。

たばこが健康に影響を与えるのは、その煙に含まれる有害物質が原因で、タールやニコチン、一酸化炭素、カドミウムなどが喫煙や副流煙によって体内に取り込まれます。

一般的なタバコの健康への影響

妊婦へのタバコの影響は?

子宮外妊娠(異所性妊娠)

妊娠中に喫煙をすると、受精卵が子宮内膜以外に着床する「異所性妊娠」のリスクが約2倍に高まると言われています。

喫煙者は非喫煙者に比べて、早産のリスクが27%高くなるという研究結果もあるようです。
その割合は、煙草の本数が増えるほど高まるとも言われています。
また、「常位胎盤早期剥離」や「前置胎盤」が起こる頻度も増え、自然流産となるリスクも高くなります。

流産・早産

胎児へのタバコの影響は?

妊娠中に喫煙すると、母体だけでなくお腹の胎児にも影響を与えます。

先天異常

タバコに含まれる一酸化炭素やニコチンなどの有害物質の影響で、胎児に十分な酸素や栄養素を送ることができなくなるか農政があります。
また、DNAの損傷や奇形などが発生する可能性もあります。
なので、口唇口蓋裂や先天性心奇形、手足の欠損、腹壁の破裂など、胎児の器官が正常に形成・発達しない事による先天異常のリスクが高まります。

低出生体重児

一般的に喫煙している妊婦さんから生まれた赤ちゃんは、非喫煙者から生まれた赤ちゃんに比べると約200g軽いと言われています。
妊婦さんが喫煙していなくても、受動喫煙によって赤ちゃんの体重が軽くなることも分かっています。

出産後にも影響がある?

妊娠中に喫煙していた場合、無事に出産できたとしても赤ちゃんに悪影響を及ぼすことがあります。
この悪影響の一つが「乳幼児突然死症候群(SIDS)」です。
このSIDSは特に病気や予兆のなかった赤ちゃんが突然死してしまう疾患で、日本では約6,000〜7,000人に1人の割合で発症すると言われています。

妊娠中の喫煙は赤ちゃんの呼吸中枢に悪影響を及ぼし、乳幼児突然死症候群を引き起こすリスクが高まると言われています。
また、「ADHD(注意・欠陥多動性障害)」などの発達障害や、肥満、糖尿病などの発症率も高くなるという報告もあります。

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