赤ちゃんが髪の毛をむしるの原因としては、一時的な癖や痒みが原因の場合がほとんどです。
ストレスが原因の可能性もありますが、一概にそれだけとは言い切れません。
また1歳の子どもが髪の毛をむしるほど、ストレスを感じているとは思えません。
髪の毛をむしるのは、何が原因なのか
しかしこれは、赤ちゃんにはよく見られる、一時的な行動で、珍しいことではありません。
では次に、なぜむしるのかについてみていきましょう。
やっと生えてきた髪の毛を、自分で突然引っ張ったり、むしったりすることがあるのは、何故でしょうか。
手の届くところばかりを引っ張るので、一ヶ所だけ変にはげている、なんてこともあり得ます。
親としては、心配になりますよね。
そもそも赤ちゃんは、新生児から1歳になるまでに生える髪の毛は、まだ柔らかく産毛の状態です。
ですので、8〜9ヶ月頃には抜けて3歳くらいまでに丈夫な髪の毛に少しずつ生え変わります。
ただ髪の毛の生え方には個人差がありありますので、1歳近くまで生えない子もいますし、早くからしっかりと髪の毛が生える子もいます。
赤ちゃんが髪の毛をむしる
髪の毛をむしる際の対処法
中には、痒みを伴っている場合もあります。
どういうことかといいますと、赤ちゃんの肌は非常に敏感ですので、頭皮がかぶれていたり、何か気になることがある場合、引っ張ったりすることが考えられます。
ただ先述したように、髪の毛を引っ張ったりすることは、一般的に癖である場合がほとんどです。
そもそも赤ちゃんの頃は、自分の体のことをほとんど理解出来てはいません。
たまたま頭の上に髪の毛があった為、興味本位でひっぱったりしているだけなんです。
2〜3歳くらいで、自分で髪の毛を引っ張ったりむしったりする場合は、イライラしていたりストレスの可能性もありますが、両親の興味を惹く為に行なっている場合がほとんどです。
これくらいの年齢の時は、色んなことを認識しはじめたり家族以外の人との関わりが増えたりして、自分自身ではどうすることも出来ないことが増えてきます。
そういったジレンマから、髪の毛をむしったりすることが増えてくるんです。
髪の毛をむしるのは成長の一環
・散歩に連れていくなどして、気を紛らわす
・おもちゃなどで興味をそらす
・爪の長さをチェックして頭皮を傷つけないようにする
・室温が高くなっている場合は換気する
・服装チェックをし、こまめに体調様子を見る
赤ちゃんが髪の毛をむしる・引っ張ることは、成長過程の中で起こる行動の一つですので、あまり神経質になりすぎず、おおらかに構えましょう。
髪の毛のむしり過ぎで一部だけがはげてしまっても、髪の毛はすぐに生えてきますので、安心して下さい。
でも、かといってずっとほったらかしにしておくのも気になる、という人は以下の対処法を試してみて下さい。
赤ちゃんが髪の毛をむしるのは成長の一環ですので、過剰に心配する必要はありません。
ただ、あまりにも頭皮を傷つけるようなことをしている場合は、注意してください。
自分の髪の毛を引っ張ったりすることは親の目線だと心配になりますが、怪我や危険なことがない限りは大丈夫ですので、暖かく見守ってあげてください。