妊娠初期は胎盤や赤ちゃんの器官が作られる大切な時期です。
なので、疲れやダルさを感じたらあまり無理をせず、まずはしっかりと休息を摂るようにしましょう。
対処法は?
他には、血液中のヘモグロビン濃度が低下し貧血気味になったり、だんだんと心拍数が上がって行ったりすることで、めまいや動悸を感じやすくなります.
このような原因が重なることで、妊娠初期に倦怠感や疲労感が現れやすくなります。
プロゲステロンの作用によって基礎体温が高くなります。
体のほてり雨や眠気、ダルさを感じるだけでなく、なんとなくやる気がでなかったり憂うつな気分になったりと情緒不安定になることもあります。
妊娠すると女性の体の中では「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の分泌量が増え、妊娠を継続し胎児を育てるために様々な変化が起こります。
妊娠初期に疲れやすい理由は?
貧血対策をしよう
立ち仕事メインの方は、休憩が取りやすいシフトにしてもらったり、持ち場を変えることができないかなど職場の上司に相談してみてください。
仕事の場合には1人だけでどうにかするのは難しいので、周囲に相談して協力を得られるようにしましょう。
しかし、仕事をしていたり上の子のお世話をしないといけなかったりするとゆっくりしている事も出来ません。
そんな時には、できるだけ座ってできる事を増やすなど、疲れないように工夫してみましょう。
頻繁に立ち上がったりうどきまわったりするのを控えるだけでも、かなり感じ方は変わってきます。
特に倦怠感や疲労感を強く感じる時には、なるべく横になって休むようにしましょう。
体だけでなく、心を休めることも大切なので、リラックスできるように好きな音楽を聞いたりアロマを活用したりしてみてくださいね。
・牛もも肉
・マグロ
・小松菜
・ひじき
・大豆類
鉄分を多く含む食材
妊娠初期の倦怠感や疲労感は根本的に解決するのは難しいので、うまく体を休めながら付き合っていくことが大切です。
その中で、取り去ることができる原因はできるだけ改善しておきましょう。
ダルさの原因である貧血は食事を見直して、鉄分w大奥含む食材を積極的に取り入れることで改善できることがあります。
妊娠初期はつわりで食事が思うようにできない方もいるかと思います。
その場合には、サプリメントなどをうまく活用するのもおすすめです。
妊娠初期の倦怠感や疲労感は生理的なものなのですが、あまりにも辛い場合には病院を受診するようにしましょう。
妊娠中に無理をしてしまうと、赤ちゃんにも影響を与える可能性もあります。
病院へは行ったほうが良い?
鉄分といえばレバーが有名ですが、ビタミンAも多く含んでいるので妊娠中の食べ過ぎは注意が必要です。
ビタミンAを妊娠中に過剰摂取すると奇形や先天以上のリスクが高まると言われています。
また、まぐろも水銀の含有量など注意が必要なので、目安量を守って食べるようにしましょう。
まとめ
貧血やめまいでふらついて転倒したりすると、ママも赤ちゃんも危険な状態になることがあります。
普段より強いめまいを感じたり、ふらついたりする時には、産婦人科を受診し症状を伝えて対処法を指示してもらうようにしましょう。
妊娠すると様々な体の変化がおきます。
まだお腹が大きくならない時期なので、いつも通りに動けるように感じますが、ママと赤ちゃんの健康のためにも無理はしないでくださいね。
旦那さんなど家族や、職場の方の協力を得ないとゆっくりすることも難しいかもしれません。
感謝の気持ちを持ちながら、なるべくストレスのないように過ごせるといいですね。