寝返りが出来るようになるには、主に2つの要因があります。
まず1つは、骨や筋肉、神経が発達して、思うように体を動かせるようになってきている。
もう1つは、視力が発達してきて、色々なものを見たいという興味が赤ちゃん自身に湧いてきていること。
この2つが揃うと、自然と寝返りを行なうようになります。
赤ちゃんが寝返りができるようになる時期は、生後5ヶ月頃が一般的だと言われています。
ただこれはあくまで目安ですので、早い遅いはあまり、気にしないでください。
寝返りを始める時期は?
寝返りとは、赤ちゃんが仰向けの状態から自力で横を向き、最終的にうつ伏せになることを指します。
赤ちゃんは一日中寝ていますが、まだ自分の力では好きな体勢をとるのは難しく出来ないんです。
ですので、寝返りをするのは一つ成長の証なんです。
初めての寝返りを見たお母さんはとても喜ぶのは、成長を感じられるからなんですね。
また、逆にうつ伏せから仰向けになることを、寝返り返りといい、この寝返り返りから始める赤ちゃんも多いようです。
寝返りについて
また、寝返りが早いからといって成長速度などには関係はありませんので、それも安心してください。
体の成長がすすんでいけば、寝返りはできるようになります。
周囲の同じくらいの月齢の赤ちゃんが寝返りをしていたり、友達の子が寝返りをした、なんて話しを聞くと、焦ってしまいますよね。
その気持ちは分かります。
そんな時、練習させたほうが良いのか迷うと思いますが、寝返りに練習は必要ありません。
自然と、自分のペースでできるようになりますので、安心してください。
寝返りには練習が必要か
ただ、先程も書いたように、早い遅いはあまり意識しなくて大丈夫です。
早い子だと生後3〜4ヶ月頃、遅い子だと生後9ヶ月頃に初めて寝返りをした、という子もいます。
稀なケースですが、寝返りの過程を飛び越えて、ハイハイを先にしだす子もいるようです。
窒息に注意!
あまりサポートし過ぎると、赤ちゃんが自分で寝返りを行なう感覚を得られないので、サポートにし過ぎには注意してくださいね。
また、赤ちゃんがギリギリ手の届かない所におもちゃを置いたりすると、それを取ろうとして寝返りを行なう場合もありますよ。
練習は必要ないと言われても、どうしても気になる!という人は練習しても良いですが、ほどほどにしておきましょう。
ただ、これといった練習法はなく、日中赤ちゃんとし自然にコミュニケーションをとる中で、サポートしてあげる程度で良いと思います。
タイミングとしては、赤ちゃんが寝返りの仕草を見せ始めた頃が最適かと思います。
練習をする場合は?
寝返りを始めた赤ちゃんは、自力でうつ伏せになれてもそこから仰向けの状態に戻れない場合があります。
もし赤ちゃんがそのままの状態だと、窒息の恐れがありますので寝返りを始めたばかりの時は、目を離さないようにしてください。
寝返りの早い遅いはあれど、赤ちゃんは確実に日々成長しています。
ですので、長い目で温かく見守ってあげてください。