2016.04.13 Wed 更新

逆子体操を学んで逆子を直そう!その効果や方法についてのまとめ

妊娠36週まで逆子の状態だったら帝王切開での出産が勧められます。 帝王切開は産後辛いとよく聞くからできるだけ自然分娩で産みたい…という不安を抱える人がほとんどです。 今回は「逆子体操」をご紹介します。 逆子を治すための効果的な体操なので、医師からもよく勧められる「逆子体操」。 そんな逆子体操には注意点もあります。 その注意点を守らなければ、大変なことに…! 今回でしっかり知ってくださいね!

逆子体操でとる体勢は2つあるとされています。
今回は、その2つをご紹介します。

逆子体操のやり方

切迫早産の危険がある方や何らかのリスクがある方は、逆子体操をしてはいけません。
必ずかかりつけのお医者さんと相談して、体操を始めるかどうかを決めるようにしましょう。

「逆子体操」とは、赤ちゃんとママの体にもあまり負担をかけない体勢をとることで、逆子を自然に治す体操です。
逆子体操でとる姿勢のおかげで、赤ちゃんが骨盤からずれて自由に動きやすくなり、赤ちゃん自身の力で逆子の状態から正常な状態に戻ることができます。
一般的には妊娠30週以降、夜寝る前に逆子体操を行います。
体操を行う回数は、夜寝る前に1回だけでも構いません。
回数が大切だと思われがちですが、回数よりも体操をした後にその効果を維持したまま寝ることが大切です!

逆子体操とは?

仰向けになって、お尻の下に枕や布団を置いて30センチくらいおしりを持ち上げるような体勢をとります。
このブリッジのような体勢から「ブリッジ法」とも呼ばれています。
この体勢を約10分キープしましょう。
慣れないうちは無理をしないでくだい。
できる長さからスタートしましょう。

仰臥位(ぎょうがい)

胸と両膝を床につき、お尻を高くあげる体勢です。
簡単に言うと、手の力を抜いてお尻が高くあがった四つん這いです。
枕の上に顔を置く楽になりますよ。
そして、そのまま同じ体勢を15分キープしましょう。
そのあとは、その体勢のまま頭を上げずに横向きになって休んでくださいね。

胸膝位(きょうしつい)

シムスの体位

赤ちゃんがうつぶせになるように横になると、逆子が治ることもあります。
エコー検査で見たときに、赤ちゃんの背骨が「ママの右側」にあるときは「左半身を下」にしましょう。
赤ちゃんの背骨が「ママの左側」にあるときは「右半身を下」にしましょう。
エコー検査のときにどちら向きに寝たらいいのか、お医者さんに聞いておきましょう。

側臥位(そくがい)

「体操」という程ではありませんが、逆子に効果的な寝方を紹介します。

逆子体操 〜番外編〜

胸膝位と仰臥位の姿勢をとった後に、横向きになって寝る体勢のことです。
この体勢をとることで、赤ちゃんが回転しやすくなると言われています。
横向きになり、上になる足の膝を軽く曲げ、膝は床につくようにするとリラックスできますよ。
人によって楽な体勢は違いますので、自分が「楽だ」と感じる体勢をするのが一番です。

逆子体操の注意点

おなかに張りや痛みなどの違和感があるときは、すぐにやめましょう!
無理は禁物です!
無理のない範囲で続けてくださいね。

妊娠ママの半分以上の赤ちゃんはお腹の中で逆子の状態になっています。
そのため、逆子になっているからといって焦ったり、心配しすぎる必要はありません。

逆子体操は、逆子を治すのに効果的ですが、やり過ぎると、早産やヘソの緒が赤ちゃんの首に巻き付いてしまう等、赤ちゃんを危険な目にあわせてしまうこともあります。
体操を行う際は、お医者さんからの指導のもと行いましょう。

逆子体操で逆子がすぐに治る方もいれば、なかなか治らない方、治らないで帝王切開で出産することになった方等、効果には個人差の激しいものです。
赤ちゃんにも妊娠ママにも負担の少ない体操です。
注意点を頭に入れて、諦めずに体操を続けてくださいね。

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