2016.05.12 Thu 更新

ハイリスク妊娠ってどんなこと?ママと子どもにリスクってあるの?

「ハイリスク妊娠」という言葉を聞いたことはありますか?妊娠を継続、出産することでお母さんや赤ちゃん病気になったり死亡してしまう危険性のある妊娠のことを指すのですが、なぜそのような危険な状態になるのでしょうか?その原因や影響についてご紹介いたします。

身体的な特徴や母体年齢、体型などが大きく関わってきます。
まず、18歳未満での低年齢出産ですと、様々なリスクが考えられます。
考えられるリスクは、以下の通りです。

ハイリスク妊娠が考えられる原因

ハイリスクと聞くと、かなり危険なのではと不安になる方もいると思いますが、少しのリスク〜本当に危険なものまでありますので、しっかりと知っておく事が大事になってきます。
基本的にハイリスク妊娠と言われるものには、胎児異常や年齢や持病、身体的特徴など様々な問題があります。
ではどのような人がハイリスク妊娠になるのか、その原因と共にみていきましょう。

この「ハイリスク妊娠」聞いたことはありますでしょうか。
ハイリスク妊娠とは、妊娠の継続や出産の状況によって母子ともにまたは片方に重大なトラブルが予想される妊娠のことです。
ですので、ハイリスク妊娠は普通の妊娠よりも、丁寧且つ細心の注意が必要になってきます。

ハイリスク妊娠とは

母親の体格もハイリスク妊娠の原因となることがあります。
身長が150cm以下の妊婦さんの場合、帝王切開の増加や早産や胎児の発育不良が起こる可能性が高くなります。
また体重も大きな関わりがあります。体重が45kg未満の妊婦さんは低体重児を出産するリスクが高くなる可能性があると言われています。

・染色体異常
・妊娠高血圧症候群
・死産
・前置胎盤
・常位早期胎盤剥離(胎盤が異常に早く剥がれてしまう)

また35歳以上の高齢出産の場合は以下のようなリスクが考えられます。

・周産期死亡
・妊娠高血圧症候群
・子宮内胎児発育不全の増加
・早産
・貧血
・胎児の低体重
・飲酒・喫煙の習慣
・多胎妊娠
・羊水の量が少ない・多すぎる

実際に自分がハイリスク妊娠だと診断されたら、勿論ショックですよね。
この先が不安になる方も多いと思います。しかしそれは当然です。
現実問題、ハイリスク妊娠は通常の妊娠に比べてリスキーですし、出産もかなり手間がかかり、リスクがあります。
まずは医師の指示に従って下さい。そして様子を見て下さい。
また自分一人でも行なえる管理は、しっかりと行なってください。
体重管理や煙草・アルコール等の嗜好品を止めるなど、リスク管理は最低限行なうようにしましょう。

もし自分がハイリスク妊娠と診断されたら

高血圧や、慢性腎疾患を持っている女性の場合は妊娠高血圧症候群や、子宮内胎児発育不全の増加のリスクがあります。
その他、てんかんや統合失調症などの精神神経疾患などもリスクとして考えられます。
またこれは当然のことですが、喫煙や過度のアルコール摂取、薬物依存も当然のことながらハイリスクに繋がります。

では逆に肥満の妊婦さんはそうなんでしょうか?
肥満の方は肥満の方で巨大児のリスクが増え、その結果難産となる場合があります。
その他には妊娠糖尿病、妊娠高血圧なども発生する可能性も高くなります。
持病がある方もハイリスク妊娠へ繋がることがあります。

食事制限や入院など、通常の妊娠に比べて気を使うことが多いのですが、家族や周りの方が無理解だと余計に気を使わなけらばならないことが多くなり、それがまたストレスの原因になってしまいますので、きちんと理解してもらいましょう。
そうして、検診の回数を増やし、よりきめ細かいケアを受けるようにして、緊急時は病院で対応出来るように準備をしっかりしておきましょう。
不安要素は徹底的に排除して、安心した妊娠生活を送って下さい。

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