2016.05.31 Tue 更新

母乳が出ない!!出なくなった時にすぐに試せる解消法をまとめました

メディアでも母乳育児の良さについて取り上げられるようになり、赤ちゃんを母乳で育てたいと思うお母さんが近年多くなりましたね。しかし、母乳が出なかったり、出ていたのに急に出なくなってしまうことがあります。そんな時のための解消法をまとめてみました。ストレスが原因の場合があるので、あまり心配しすぎずに実践してみたくださいね。

母乳は、血液から作られています。
そのため、血液の流れが悪いと母乳の分泌も悪くなってしまいます。

血行不良

母乳が出なくなった原因と考えられる要因をご紹介します。
個人差のあることなので、あまり深刻に考えないでくださいね。

母乳が出なくなった原因

母乳で育てていると「足りてるのかな?」「ちゃんと飲んでる?」という不安が出てきますね。
そんな不安を吹き飛ばすようなことが急に出てきたりします。
それは、「母乳がでなくなる」ことです!
そんな悩みを持つ人は少なくないんです。
始めから母乳が出にくい人がいれば、急に出なくなる人…個人差があって様々です。
今回は「母乳が出なくなった時にすぐに試せる解消法」についてご紹介します。

「朝起きてコップ一杯の白湯を飲む」「授乳後は必ず水分を取る」等とルールを決め、習慣にするのもオススメです。
冷たい飲み物ではなく、常温の水、温かいノンカフェインのお茶等を意識して飲んでみましょう!

母乳は8割が水分でできているので、普段よりも水分を多く取らなくてはいけません。
水分の過剰な摂りすぎはむくみ等の心配がありますが、いつもよりもこまめな水分補給をしましょう。
水分は血液をサラサラにしてくれる働きがあります。
母乳をスムーズに出すことに役に立つと言われています。

水分不足

ストレスは母体に大きな影響を与えます。
子育て中は、慣れない育児への不安はもちろん、周りの些細な言葉も気になる時期です。
夫の理解があったら良いのですが、義母とのやりとり等でストレスを感じる人も多いんです。

ストレス

乳管が詰まると、味が落ちてまずくなると言われています。
美味しくないものは赤ちゃんも飲みたくないですよね。そのため、赤ちゃんの母乳の飲みが悪くなると言われています。
母乳を飲まないことで、更に乳管が詰まってしまうという悪循環に落ちることに…。

乳管のつまり

貧血気味の方や、元々が冷え症の方は母乳の分泌が悪くなる傾向があるようです。
貧血の場合は、ホウレンソウや牛肉などの鉄分豊富な食べ物を積極的に食べてください。
冷えは、女性の大敵なので、身体を温めることが何より大切です。

冷えや貧血

乳管のつまりを改善するには赤ちゃんに飲んでもらうことが一番です。
色々な抱っこの仕方や飲ませ方を試しててくださいね。
症状が重い場合には母乳外来でおっぱいマッサージをしてもらうなど、専門スタッフに相談するのもオススメです。

赤ちゃんが上手に母乳を飲めていない

数時間ごとの授乳で慢性の睡眠不足の状態、疲れでふらふらの状態でも母乳の分泌が悪くなります。
睡眠中は、母乳を分泌するプロラクチンというホルモンが分泌されています。
睡眠不足の場合、このホルモンが少なくなるので母乳の分泌が悪くなるんです。

睡眠不足などの疲労

差し乳に変化している

最初から上手に飲める赤ちゃんは多くありません。
1~2ヵ月の頃はおっぱいを吸うのにも慣れていないので、ちょっと飲んでは眠ってしまう、なんてことも多いです。
飲むと母乳は作られるので、授乳回数を増やして刺激を与えてみましょう。

もしかしたらそれは「差し乳」に変わってきたのかもしれません!
始めは授乳までの間におっぱいが作り出され、張ってきてカチカチに…という「溜まり乳」が多いのですが、7~8ヶ月頃には、赤ちゃんが飲み始めるとその刺激によっておっぱいが出るようになる「差し乳」に変化していく場合があるのです。
赤ちゃんの体重に何も問題がないようでしたら「差し乳」になったのかもしてません。
心配な場合には、母乳外来で相談しましょう。

すぐに試せる母乳不足の解消法

赤ちゃんにおっぱいを吸われ等の刺激を受けることで、母乳が作られます。

あまりにも長い時間無理に吸わせる必要はありません。
ですが、1日10回は授乳するようにしてください。授乳の際は、乳首に負担がかからないように気を付けましょう。
乳首を保護する目的のグッズも売られていますので、痛みが出る前に活用してみてもいいですね。

授乳の回数を増やす

まずは、できるところから変えてみましょう!
すぐに試せる解消法をご紹介します。

睡眠不足を解消しよう

母乳は、消費した分に応じて作られる量も増加するものです。
一度に出る量を増やそうと思うなら、一度の授乳で全てを飲みきるか、または全て絞り出すようにしましょう。

新生児の頃は授乳の回数も多く、母乳だと3時間置きにはあげなければなりません。

日夜その状態だと、必然的にお母さんは睡眠不足になってしまいます。
母乳を作りだすためには、お母さんの睡眠時間も大切です。
リラックスする時間を作るために、お父さんにも出来る限り協力してくださいね。

運動不足を解消しよう

運動は軽いものでも大丈夫です。
身体を動かすように心がけましょう。

特に、雑巾がけはオススメですよ!
四つん這いになって雑巾がけをすることで、胸が揺れます。この揺れは母乳にとって良い働きをするんです。
しめつけがきついと母乳を生成する妨げとなりますので、自然に揺れるくらいゆるいブラジャーをつけるようにしてくださいね。

マッサージをしてみましょう

母乳が出なくなる原因のひとつに、乳管が詰まってしまうことが挙げられます。
乳管がつまると母乳の質が落ち、赤ちゃんは飲まなくなります。
そうなると、余計につまってしまいますので、悪循環に…。

マッサージをすることで乳管のつまりを取り除いてあげてくださいね!
マッサージする際には、オリーブオイルや馬油など使用すると、肌が傷つかないのでオススメです。

身体を温めましょう

タオルを胸に当ててあげても効果がありますが、全身を温めると効果が出やすくなります。
1カ月検診で異常がなければ、それまでシャワーのみの入浴が、湯船に入浴もできるようになります。

全身を温めるには、ゆっくり湯船につかるのが効果的ですが、湯船につかれない場合は、洗面器にお湯を張り足浴をするだけでも大丈夫です。その他、温かい飲み物を飲む、軽く運動して体を動かす等もしてみてくださいね。

栄養バランス

母乳がよく出るようになるだけでなく、栄養いっぱいの母乳にするためにも、食事のバランスを気をつけましょう!
母乳に良いとされる食材を積極的に摂るようにしましょう。
脂っこいものはおっぱいの味を不味くしてしまうとされているので、和食中心のヘルシーな食事がオススメです。

母乳はホルモンの影響を受けやすいものです。
母体が少しでもストレスを感じると母乳量も極端に減ってしまう事があります。
それが原因となり、ますます母乳の出が悪くなるという悪循環を生じてしまいます。
たまには、ゆっくりと一人になれる時間を作り、リフレッシュしてください。

ストレスを溜めない

いかがでしたか?
少しの間トライすることで、解決する簡単な問題なのかもしれません。
大きな気持ちを持って乗り切る事も大切ですよ!
まずは、深く考えない、母乳不足は回数でカバーすると言った気楽な考えも必要なものです。
できることから試してみてくださいね。

このまとめに関する記事

ランキング

ページトップへ